1: ぐれ ★ EKXlO3E89 2025-08-17 14:10:15 ※2025/08/17 12:48 読売新聞 四国森林管理局(高知市)と中国四国地方環境事務所(高松市)、四国自然史科学研究センター(高知県須崎市)は、2024年度の四国内におけるツキノワグマの生息調査結果を公表した。徳島県の剣山山系から香美市に至る周辺で、これまで16~24頭が生息すると推定されている中、最低でも26頭を識別した。調査開始以来で最も多く、親子4組も確認されたといい、同局は「繁殖も行われ、地域個体群は維持されている」とみている。(田岡寛久) 四国のツキノワグマは、環境省のレッドリストで「絶滅のおそれのある地域個体群」とされている。3団体は14年度から、「はしっこプロジェクト」と銘打って調査を実施している。 今回の調査は24年4~12月、34か所83地点にセンサーによる無人撮影装置を設置して実施。このうち徳島県の三好、美馬両市とつるぎ、那賀両町、香美市など19か所(徳島県12か所、高知県7か所)で、個体が確認された。 19か所のうち15か所は、これまで生息が確認されている「分布中心地域」で、残る4か所は17年以降に生息が確認された地域の辺縁地域だった。依然として、剣山山系及びその周辺の限定的な地域が、分布域として推察される。 絶滅の危険性が高い個体群では、繁殖が安定して行われているかどうかが重要。今回、複数の親子が確認されており、個体数が少ない中でも、確実に繁殖が行われていることが確認できたことの意義は大きいという。 調査ではツキノワグマのほかにも、特別天然記念物のニホンカモシカが27か所で撮影されていた。 続きは↓ 四国のクマ生息数、これまでの推定上回る26頭を確認…「地域個体群は維持」 : 読売新聞…