元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/27(月) 00:16:56.79 :C7O1ElNa0 Chapter6及び本編のネタバレ注意になります。 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/27(月) 01:00:20.28 :C7O1ElNa0 Chapter6、最原の視点・・・ 最原「すべてが嘘、すべてが無意味、今までやってきた事も、今まで背負ってきたものも、今までの想いも・・・」 そう思った僕の視界は急に真っ暗になった・・・ 最原「当然だよね。今までのことが全部無かった事になる、そうとも感じてるからね・・・」 ?「最原くん」 最原「えっ!?」 周りが真っ暗なところ。僕に声をかけ、頭をあげた僕の前に立っていたのは・・・ 赤松「久しぶりだね、最原くん」 最原「赤松さんっ、どうして!?」 赤松「それは気にするところじゃないよ。それよりもここにいるってことは最原くんは学級裁判に負けた・・・そう思っているからだよね?」 最原「赤松さん、僕は最初の事件で赤松さんを完全にクロだと思ってしまった。そして、あの事件の後、僕は赤松さんの分や殺されたり、おしおきされた皆の分まで生きて外に出るために頑張り続けてきた。悲しくつらい真実が待っていようと、それでも僕は前に進み続けた。だけど、最後の最後で本当の真実の前に挫け、結局は誰も救う事が出来ないまま終わろうとしていた。いや、終わってしまったんだ!!」 赤松「・・・・・」 最原「ごめん、赤松さん。最初の事件の時もだけど、僕は君の想いを背負ったのに結局は何にも変えることが出来なくt赤松「真実から目をそらさないで!」 最原「えっ!?」 赤松「最原くんはそんな真実も目をそらそうとしてるの? 私と約束したよね、もう真実から逃げ出さないって!」 最原「でも・・・」 赤松「たとえどんな真実が待っていようと最原くんは乗り越えて来たんだよね? そんな君がここで諦めたら私の約束も今までの君の頑張りだって本当の意味で無意味に終わっちゃうんだよ?」 最原「でも赤松さん、僕は今までの真実には立ち向かって来た、結末だって恐れずに向かって行った。けど、今回の真実はあまりに酷過ぎるよ!!!」 赤松「酷だから、どうしたって言うの?」 最原「えっ!?」 赤松「酷だったら、そんな真実前向きに変えちゃえばいいんだよ!」 最原「真実を変えるってそんな無茶な!? それにどう真実を変えれば・・・」 赤松「それだったらどう真実を変えられるか、答えを導き出せばいいんだよ、仲間の力を借りてね! 君は一人じゃない・・・周りには残った仲間が、コロシアイを乗り越えて信頼で繋がった仲間がいるんでしょ?」 最原「・・・・・」 赤松「あっ、こんな私の言葉なんかが最原くんを元気づけられるわけはないって思ってるけd最原「うぅん、こんなとかなんかじゃないよ、赤松さん!」 赤松「えっ?」 最原「ありがとう、赤松さん。少しだけ、元気が出てきたよ・・・。またあの時みたいに君に元気と勇気付けられたね。」 赤松「元気が出たなら、ここにいる場合じゃないよね? だったら頑張って最原くん、今の君なら何だって出来る、どんな酷な真実だって必ず変えられるはずだよ!!! 」ニコッ♪ 最原「うん。本当にありがとう・・・赤松さん」スッー! 僕の視界は元の場所へと戻される・・・。…