1: Ailuropoda melanoleuca ★ 68V1UXno9 2025-08-15 12:58:46 2025年08月15日 05:00 【第107回全国高校野球選手権第9日・2回戦 開星2-6仙台育英 ( 2025年8月14日 甲子園 )】 仙台育英に逆転負けを喫した開星・野々村直通監督は「弱い方がミスしたらダメ。だけど、本当によくやったと思います」とナインを称えた。 14年ぶりに戦った甲子園。「やっぱり魔力はある。甲子園っていうのは」と振り返った。10年の選抜大会で21世紀枠の向陽(和歌山)に敗れ「末代までの恥」と発言。一時退任する騒動になったが、監督としての強い責任感の表れだった。 生徒を思い、将来につながる教育、指導が信条。暴力問題で大会中に出場辞退した広陵(広島)について熱く語った。「人間関係づくりが一番じゃないですか、防止策は。人間性ですよ」とし「下手くそをバカにするとか、それはもう絶対やっちゃいけない」と止まらなかった。 SNSでの告発や情報拡散には「陰から物を言うというのはひきょう。名を名乗れって。“我こそは出雲の国の野々村であるぞ。いざ尋常に”ってね。本当に批判するなら出てこいと。それが武士道でしょう」とバッサリ。 「日本の武士道って、武士じゃなくて日本人の文化。弱いものをいじめないとか。お年寄りを大事にするとか。そこの人間性」と説いた。その信念で導いた56人の部員に「野球は弱いけど、弱い子を助ける人間。差別、区別なく、ベンチ入りもベンチ外のつながりも、今までで最高。それで満足」と感謝した。 注目を浴びた歯に衣(きぬ)着せぬ73歳。「いるんですよ、コアなファンが。その人たちのためにしゃべっているので。高野連の参政党と呼ばれても(笑い)」。最後まで強烈な野々村節を貫き、聖地を後にした。…