1. 匿名@ガールズちゃんねる 自分を愛せず自己否定を抱えている状態の人は、幸せそうに見える人に対して、わけもなく苛立ったり嫌悪感を抱いたりすることがあります。特に、幸せそうな家族連れ、カップル、そして無邪気に騒いでいる子どもなどを見ると、瞬間的に堪え難いほどの憎しみを感じたりするのです。 これは、ルサンチマン(仏:ressentiment)という感情が引き起こす状態です。ルサンチマンとは、劣等感や嫉妬心が屈折して表れたもので、元の「妬ましい」と思っていることはもはや自覚されておらず、いきなり「憎い」「嫌い」「許せない」などの強い感情として湧き上がってきます。 ルサンチマンを抱く人は、そもそも本人自身が自己否定や劣等感を抱えていることがその原因になっているわけですが、そのため、この「よく分からないネガティブな感情が勝手に湧き上がってくる」という困った性質を、さらに自己否定の理由そのものに組み込んでしまうという、自己否定の悪循環に陥ってしまうこともあります。 しかし、こういったルサンチマンは、ひとたび「自分を愛せない」という状態が解消されると、面白いように消えていきます。そして、その時になって初めて、その正体が「羨ましい」という気持ちだったことを理解するのです。 2025/08/13(水) 21:02:48…