788: おさかなくわえた名無しさん 2008/04/25(金) 00:04:55 ID:3bOUi1Zf 自分が体験した訳じゃないけど、昔、教師がこんな事を話してた。 その教師の叔父は戦時中大阪に住んでいて、ある日、空襲が来たらしい。 気づけば周りは火の海で、近所の人達は一目散に火の小さい所へと逃げていたそうだ。 子供と妻も、同じく逃げようとしていたのだけれど、その人は「布団を取ってこい!」と家族に叫んで取って来させた。 それを風呂に溜まってた水に浸して、体中をびしょびしょにさせるよう促した。 そして、風上に向かって、4人全員で激しく燃えている炎に突っ込んでいった。 気づけば、自分達以外は、みんな焼け氏んでいたそうだ。 「小さい炎は今から燃える、大きい炎はすぐ燃え尽きる」ということをとっさに判断して、そういう行動をとったらしい。 風の向きまで考慮して。 もし自分が彼の子供だったら、衝撃的だろうな。 なんせ周りは皆火の無い方へと逃げてんのに、自分たちは燃え盛る炎につっこめ、ってんだから。…