
ADHDの僕が苦手とされる事務にとことん向き合ってみた。 1: 2025/08/04(月) 18:44:04.12 ADHDの「先延ばし癖」改善に「殴る」は有効か Xで主張流布、専門家は警鐘「ずっとは続かない」: J-CAST ニュース 先延ばし癖改善に「殴る」、一部では一定の理解を示す声も ADHDは、政府広報オンラインによると、「集中できない(不注意)」「じっとしていられない(多動・多弁)」「考えるよりも先に動く(衝動的な行動)」といった特徴を有する脳機能の発達に関係する障害(発達障害)の1つだ。 人によって症状は異なるが、ADHDの人はスケジュール管理やタスク管理が苦手な人も多く、SNSでは課題や書類の提出などやらなければならないことを先延ばしにしてしまう「先延ばし癖」がたびたび話題に上がる。 2025年4月上旬にも、「先延ばし癖」を直すには殴ればいいといった主張をするX投稿が注目を集めた。これには倫理的、法的に許されないといった指摘や、殴るとそれがトラウマになるといった指摘が寄せられ、批判の意見が多数だった。一方で、一定の理解を示す声も寄せられた。暴力は極端だが、「やらなければならない」と思わせる危機感や脅威を与えることは効果的といった意見もみられた。 九州大学大学院人間環境学府・学術研究協力員の公認心理師・臨床心理士で、「書いてみるとうまくいく 先延ばしグセ、やめられました!」(大和書房)の著者・中島美鈴さんは、J-CASTニュースの取材に、一見、殴ることは先延ばし癖の改善に効果があるように見えるが、「ずっとは続かない」「メリットは少ない」とみる。 ADHDの子どもはその特性から虐待を受けるリスクが高いといい、SNSでこうした主張が広まることで「やっぱり(殴っても)いいんだ、暴力で厳しく育てようという誤解が広まらないといいなと思います」と話した。 page: 2 70年以上前の研究で「罰を用いることは効果がない」 その根拠として、中島さんは、70年以上前の1953年にはすでに、米国の心理学者・スキナーが「行動を変容させる手段として罰を用いることは効果がない」と提唱していることを挙げる。スキナーの研究によると、スピード違反の罰金やスポーツの反則のペナルティー、それから体罰など、他人の行動を減らすために罰を与えることは、次の6つの問題点がある。 ※関連記事 【画像】ADHD小学生の『薬を飲む前のノート』と『薬を飲んだ後のノート』が衝撃的すぎる……