1 名前:七波羅探題 ★:2025/08/02(土) 09:27:17.79 ID:g3i2mhDH9.net LIMO 8.1 05:05 公開 「一時不停止、信号無視、しゃ断踏切立入...」自転車の交通違反で検挙数は5万件以上に!2026年4月からはじまる自転車の青切符制度とは? 年々、自転車事故が増加傾向にあります。特に多い事故原因が「ながらスマホ」ですが、自転車事故の場合でも死亡に至るケースもあります。自転車の事故でも軽視していると、大変なことになります。自分自身の人生もですが、相手の人生も大きく変えてしまう可能性があります。また損害賠償となると多額の資金が必要となるケースもあります。 2026年4月から自転車の取り締まりがより一層厳しくなります。今回は、警察庁の統計をもとに、自転車・交通違反の実態と2026年から導入される青切符制度について解説します。 1. 【検挙数4倍】自転車の交通違反「一時不停止」が最多違反に 警察は現在、自転車の交通違反に対して重点的に指導や警告を行っています。ただ、悪質なケースは「見逃しません」とばかりにしっかり検挙。2024年には約133万件が注意され、約5万1500件が実際に検挙されています。警察庁のデータから、その実態を見ていきましょう。 1.1 【指導警告】無灯火・並進も含め133万件超に 【令和6年】指導警告票交付件数 【令和6年】指導警告票交付件数 出所:警察庁交通局「自転車は車のなかま~自転車はルールを守って安全運転~/自転車の交通指導取締り状況」 令和6年【指導警告票交付件数】合計133万1370件のうち上位3つの違反行為 無灯火:30万9840件 並進禁止:20万6566件 一時不停止:20万760件 指導警告票は、自転車の違反に対して警察が交付する注意喚起の書面で、青切符(交通反則通告制度)と異なり罰則などの法的拘束力はありません。違反を認識させ、事故防止を目的としています。平成27年以降は減少傾向にあるものの、現在も年間約133万件が交付されています。近年では、事故に直結しやすい「歩道通行」や「右側通行」などが重点的に警告対象となっています。これらの違反に対して約10万件の指導が行われており、さらなる意識の向上が求められています。 1.2 【事故リスク】検挙数「一時不停止」が急増中 【令和6年】検挙件数 【令和6年】検挙件数 出所:警察庁交通局「自転車は車のなかま~自転車はルールを守って安全運転~/自転車の交通指導取締り状況」 令和6年【検挙件数】合計5万1564件のうち上位3つの違反行為 一時不停止:2万1833件 信号無視:2万1088件 しゃ断踏切立入:3220件 自転車の検挙件数は、平成27年の1万2018件から令和6年には5万1564件へと4倍以上に大幅増加しました。 特に「一時不停止」は平成27年の596件から令和6年には2万1833件と急増しています。これは交差点での一時不停止が事故に直結する可能性が高いため、重点的に取り締まられていることが背景にあります。 今後は、さらに法的拘束力のある制度へと移行予定です。自転車も「違反すれば罰則」の時代が本格化しています。 2. 【2026年施行】青切符で自転車違反が法的処分対象に 2026年4月から、自転車にも「青切符」制度が導入される予定です。対象は16歳以上で、信号無視や一時不停止、スマホを使いながらの運転など、なんと113種類もの違反が含まれます。 2.1 青切符とは?対象になる交通違反と影響 青切符とは軽微な交通違反に対して出される反則切符で、反則金を払えば刑事罰は免れます。「え、これもダメだったの?」と思うような違反も対象に。具体的な違反例としては、軽微なスピード違反(一般道で30km/h未満超過)、一時不停止、信号無視、駐車違反などが挙げられます。自転車の特定の違反に対してもこの制度が導入される予定です。自転車でも「車と同じようにルールを守る」意識が求められる時代になってきました。 3. まとめにかえて 今回は、警察庁の統計をもとに、自転車・交通違反の実態と2026年から導入される青切符制度について解説しました。 まとめると、 自転車への違反指導は年間133万件超 一時不停止などの検挙は過去10年で約4倍に急増 2026年4月から青切符制度が導入、法的対応が本格化 今後は「自転車も車の一部」という意識をもち、安全運転と保険の備えでトラブルを防ぐ姿勢が大切になります。制度の変化を正しく理解し、安心・安全な自転車利用を心がけていきましょう。 引用元:…