
翻訳元スレ主 日本人はなぜ19世紀のヨーロッパがこんなに大好きなんだ?>中世異世界>中身を見る>火器のない19世紀 (世界ミームフォーラムへの投稿です) 海外の反応 ウィザードリィだけを与えられて育った世代が丸ごと存在する。それが理由だ。海外の反応>>2 どちらかといえば、ドラゴンクエストだと思う。 日本のファンタジーや異世界ものは、その99%がドラゴンクエストによって形作られている。海外の反応>>3 まあ、ドラゴンクエスト自体がウィザードリィを基にしているわけだが。海外の反応>ファンタジー世界における日本風の国>中身を見てみる>明治時代の社会構造に戦国時代の政治情勢 なぜ外国人は室町時代がそんなに好きなんだ?海外の反応>>5 おい!私の西洋主義を東洋主義にすり替えるとは何事だ! そんなの不公平だ!海外の反応>>5 世界設定を作る人間は勢力争いが大好きだ。そして内戦には、たくさんの勢力が登場する。海外の反応>>5 でも、ファンタジーに登場する日本風の国って、基本的には江戸時代がモデルじゃないのか?海外の反応>>8 そうだな。明治時代じゃなくて徳川時代と言うつもりだった。でも、言いたいことは変わらない。海外の反応 日本版のD&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)を指させばいい。 答えはそこにある。 海外の反応>>10 彼らのD&Dは、もともと誰もが知っているD&Dを基にしているし、世界設定の根幹を成す作品の多くは「文字どおりD&Dの世界設定でロールプレイしてみたlol」というものだ。 ただ、こちらのD&Dだって18~19世紀のヨーロッパがベースになっている。ただし、傭兵たちが騎士の格好をしていて、銃は避けられている(D&Dにも銃は存在するのにだ。単に、18世紀の武器のほうが中世の銃よりも中世っぽく感じられるというだけだ)。海外の反応>>10 ソード・ワールドのことか?海外の反応 みんな、まるで現代の西洋ファンタジーには21世紀風の髪型や価値観、19世紀風の服装が登場しないかのように話しているな。 現代のファンタジーに登場するならず者の半分くらいは、1950年代のバイカーギャングに混じっていても違和感がない格好をしている。 そもそも、典型的なファンタジーに登場する「宿屋」のイメージだって、実際には中世のものじゃない。海外の反応>>13 トールキンだって、この点ではかなり当てはまる。 ホビット庄には、トールキンが育った1900年頃のヴィクトリア朝時代の田園地帯にあった快適さがすべてそろっている。 ところが、快適な田舎暮らしを送るイギリス紳士の生活を可能にした産業も、社会的抑圧も、世界規模の植民地搾取も存在しない。 ジャガイモを栽培しているという描写は、そうした事情全体を象徴しているようなものだ。海外の反応>>14 ホビット庄は中世風じゃなかった。中つ国で中世風に描かれることを意図されていたのはローハンだけだ。 皮肉なことに、そのローハンも19世紀風の入植植民地なんだよな。ただし、資本主義経済の生産力はない。海外の反応>>15 私もそのことを、少し別の角度から考えていた。 「19世紀風の入植植民地」といえば、アメリカの中世風ファンタジーも、しばしば「中世版大草原の小さな家」みたいなものになる。 要するに、19世紀のアメリカ西部の植民地を、剣と騎士が存在する世界に置き換えたものだ。ただし、ライフルも列車も先住民も奴隷制度も存在しない。 結局のところ、「王や剣を登場させるために技術水準を下げた、19世紀の生活様式をきれいに美化した世界」というのは、実際かなり多くの国で見られるものらしい。海外の反応>>15 これは決して批判する意図ではなく、純粋に興味があるんだが、ローハンのどこが入植植民地主義なんだ? ローハン人の社会について作中でわかることは少ないが、典型的な産業化以前の社会に見える。ローハン人の支配下に別の住民がいるわけでもない。彼らが入植した当時、カレナルゾンにはゴンドール人がほとんどおらず、ダンランドそのものより東に住むダンレンディング人(褐色国人)も少なかった。 気になる点があるとすれば、ほかのローハンの領主についてほとんど語られていないことくらいだ。封建制だったと仮定するなら、登場する人物はみんな王から役職を与えられているように見える。海外の反応>>17 ゴンドールがカレナルゾンに対する実効支配を失ったあと、そこにはダンレンディング人が住んでいた。 彼らは、ゴンドールのキリオンがいわゆるバルホス宣言に署名したあと、追い出された。この宣言によって、エオセオド族は独自の国家を築くことを認められたんだ。 ただし、公平を期すために付け加えておくと、ローハン人によれば、イルーヴァタールははるか昔に、その土地を若きエオルに約束していたらしい。海外の反応>>14 誤解しないでほしい。私はロード・オブ・ザ・リングが大好きだ。でも、ホビット庄がいつも人々がのんびり過ごせる豊かな場所として描かれているのに、主人公たちがそんな暮らしをできる唯一の理由は、彼らが裕福な地主であり、画面に映らない脇役たちがすべての仕事をしているから、というのが少し気になる。 ただし、実際に仕事をしている唯一の人物であるサムには称賛を送りたい。海外の反応>>14 トールキンの場合、これはもっと意図的なものだった。 ホビットたちの世界は、理想化された19世紀のイギリスの田園地帯から始まる。サックヴィル=バギンズのような格式ばった姓があり、郵便制度があり、土地の切り売りをめぐって地主階級が争うのが主な政治的対立だ。 そこから、かっこいい名前や戦い、灰色の魔法使いガンダルフ、アラソルンの息子アラゴルン、緑葉のレゴラスが登場する、剣の世界へと移っていく。 海外の反応>>14 そもそも中つ国って、実際には中世を舞台にすることを意図されていないんじゃないのか?海外の反応>>21 中つ国は、私たちの世界の古代史として構想されたものであり、「中世」ファンタジーの基本的な定番要素を生み出した作品でもある。 それを「中世」と呼ぶべきかどうかは議論の余地がある。ただ、ホビット庄が19世紀のイギリスの田園地帯を思わせるのは間違いない。 蒸気機関とイギリス帝国主義を取り除きながら、それらがもたらした快適さや経済的恩恵だけを残した世界、と考えればいい。海外の反応 西洋人が近代以前の東洋の歴史を、時代の区別もない永遠に同じひとつの塊として扱っていいのなら、その逆だって許されるはずだ。 異国情緒という点では、どれも同じようなものなんだから。海外の反応>>23 でも、なぜ19世紀を選ぶんだ? ビートルズのメンバーを誰でも選べるのに、リンゴを選ぶようなものだぞ。海外の反応>>24 ビートルズに詳しくない人にとっては、リンゴがいちばん見分けやすいメンバーだからだ。海外の反応>>25 正直に言おう。 私がビートルズについて知っているのは、メンバーの名前と、イエロー・サブマリン。それだけだ。海外の反応>中世風の時代を舞台にしたテーブルトークRPG>はるか西方の、騎士と魔法使いがいる世界海外の反応 というか、それって時代が1世紀ずれているだけで、ファンタジー全般に当てはまる話だろ。>中世ファンタジー>中身を見てみる>銃器のない、D&D風の18世紀海外の反応 日本には1871年まで封建制が存在していたんだから、なおさらひどい話だ。 アメリカ人が、プランテーションでの奴隷制を題材にした物語を書けなかったり、ホームステッド法で土地を取得した入植者を想像するのに苦労したりするようなものだ。海外の反応>>29 日本人は江戸時代や明治時代を題材にした作品を、今でもいくらでも書いている。 ただ、ドラゴンクエストやウィザードリィのような西洋風ファンタジーRPGは、歴史小説よりも現実逃避の手段として人気があるというだけだ。 同じように、アメリカ人が書くファンタジー作品にも、数々の時代錯誤やアメリカ的な文化的特徴を含んだ、疑似中世フランスを舞台にするものがたくさんある。海外の反応 日本は極めて急速に発展したから、技術水準に劇的な差があっても、彼らにとっては不思議なことじゃないんだ。海外の反応>>31 もっと単純に、見たものを真似しているだけだと思う。 日本の作家かイラストレーターの誰かが、中世と19世紀の要素を両方取り入れたかったものの、設定に筋を通すためにあれこれ考えるのが面倒で、そのまま済ませたんだろう。 そして、その作品が人気になると、ほかの作家やイラストレーター、クリエイターを目指す人たちが、みんなそれを世界設定の土台にする。こうして同じことが延々と繰り返されるわけだ。海外の反応 彼らはD&D第2版が大好きなんだ。やっぱりD&Dこそ悪魔だな。海外の反応>>33 実際には、彼らはAD&D第2版をまったく好んでいなかった。 より複雑なAD&D第2版を売り込もうとした日本のローカライズ会社は、倒産してしまったんだ :( ただし、アドバンスド版ではないBECMI版の赤箱D&Dは気に入っていた。おそらく、ロードス島戦記がそれを使って遊ばれ、その様子が雑誌コンプティークで紹介されていたからだろう。海外の反応 日本は19世紀以来、19世紀のヨーロッパに対して国を挙げて夢中になっているんだ。海外の反応 西洋人だって、この問題とは無縁じゃない。 残念ながら、物質文化の面でも、文化・政治・歴史の面でも、中世について詳しく説明できる人はほとんどいない。 私がダンジョンマスターをしていたとき、プレイヤーたちに、当時はまだトイレが存在しないと説明しなければならなかったことがある。 中世を舞台にしたアニメを見たいなら、二つおすすめがある。 まずは、純潔のマリア。アニメである以上、まあ出来はよくないが、15世紀ヨーロッパの物質文化はかなりよく再現されている。 もう一つは、狼と香辛料。こちらは19世紀風に見えるという問題があるものの、文化的には中世からルネサンス期に近い。物語のかなりの部分が、商売や教会との取引を中心に展開する。海外の反応>>36 中世の定義を少し広げるなら、ヴィンランド・サガも忘れるな。 超人的な怪力を持つキャラクターを除けば、初期中世からヴァイキング時代にかけての様子を、よく調査したうえで正確に描いている。海外の反応 魔法だ。説明なんて必要ない。 日本人は、西洋が日本に夢中なのと同じくらい、西洋に夢中なんだ。 それに、19世紀は日本が近代化した時代であり、20世紀前半の大混乱が始まる前の時代でもある。だから日本人にとって特別な意味があるんだ。海外の反応 日本は1800年代にヨーロッパと継続的に接触するようになった。そのため、1800年代のヨーロッパの美的感覚が、異国情緒のあるかっこいいものとして日本文化に残ったんだ。海外の反応 ドラゴンクエストとウィザードリィ。答えはいつだってドラゴンクエストとウィザードリィだ。 海外の反応ランキング…