
翻訳元スレ主 ベルギーでは、教育への政府支出がGDPに占める割合が日本の2倍であるにもかかわらず、PISAの結果ははるかに悪い。 (GDP比率で見た教育機関への支出。青が公立機関、紫が私立機関、赤が国際機関。日本は全体で3.5くらいで、ベルギーは5.5。公立への支出なら日本が2.5くらいでベルギーは5くらい) (PISA学力調査のスコア。日本はOECDトップで、ベルギーは20位くらい) (ベルギーフォーラムへの投稿です) 海外の反応 日本に住んでいる者として、少し事情を説明したい。 あらかじめ言っておくと、私が知っているのは身の回りの環境についてのことだ。 ここで育ち、学校制度を経験した人たちだけでなく、現在この制度の中にいる人たち(外国人、日本人の両方)から得た知識だ。 日本の一般的な都道府県立の公立学校は、平均的、あるいは平均以下とみなされている。 教師は給料が低いうえに、本来の教育とは関係のない無給労働を何時間もすることを求められる。 スポーツや文化系の部活動、保護者との面談、そして基本的には学校外の時間まで子どもたちの面倒を見る責任まで負っている。 「本当の」教育は、塾、つまり放課後に通う学校で行われる。 塾は民間で、実際の知識や学習が行われる場所だと考えられている。 教師の給料も学校より良く、そのため優秀な教師が集まり、また塾のほうが勤務時間や仕事量の条件が良いため、公立学校制度から優秀な教師を引き抜くことにもなる。 塾は基本的に当たり前の存在だ。ほとんどすべての子どもが塾に通う。 質の高い教育はここから得られるが、費用はすべて親が自腹で払う。 また、くもんやベビーくもんという別の補助教育もあり、社会にあまりにも深く根付いているので、やっていないとむしろ変に見られるほどだ。 海外の反応>>2 ベルギーの大学と高等教育は、日本よりはるかに上位にランクされている。 だから、私たちの教育への支出にも一定の価値はある。海外の反応>>3 いや、価値なんてない。私たちは日本の2倍以上を支出しているのに、高等教育を受けている学生は少なく、平均的には日本人より頭が悪い。 ベルギーの教育は、これだけ金をかけているのだから実際に優れているはずだ、という誤った考えに陥っている。 昔は非常に良かった。今ではせいぜい平均的で、しかも低下し続けている。 ワイン1本に1000ユーロ払ったからといって、そのワインが良いものになるわけではない。 私たちは過剰に支払っている。ベルギーでは、本当にたくさんのものについてそうだ。 主要な数字(OECD、入手可能な最新データ)・税負担(対GDP比)=ベルギー:42.6%(2024年),日本:約33.7%(2023年)・高等教育の学生1人あたり総支出=ベルギー:約22,500ドル,日本:約20,500ドル・高等教育の学生1人あたり政府支出=ベルギー:約19,000ドル,日本:約8,200ドル・高等教育学位を持つ25~34歳=ベルギー:約50%,日本:66%・成人の読解力/数的能力(PIAAC 2023)=ベルギー:275 / 279(フランダース),日本=289 / 291 それならベルギーの大学のほうが優れていると思うかもしれない。違う。平均的には日本の大学のほうが私たちの大学を上回っている。 まあ、日本は学生1人あたりに約2倍の金を使っている。そこは公平に見よう。 でも、日本の資金のうち実際の政府から出ているのは30%だけだ。ベルギーでは、ほぼすべてが政府によって賄われている。 だから結局、私たちはより多くの金を使って、より悪い結果を出している。 東京大学39位。京都大学64位、KU Leuven 59位……ヘント大学?何位だと思う?170位だ。 これで全体像が見えてくれればいい。(-18ポイント)海外の反応>>4 あなたは日本を5位、ベルギーをPISAの91か国中19位として比較している。 PISAの平均スコアは430だ。私たちは478で、依然としてそれを大きく上回っており、オーストリアやフィンランドのすぐ近くに位置している。 さらに、日本の生徒や子どもの精神的な幸福度は、他国と比べて一貫して低い順位にある。 海外の反応>>5 その通り。テストはその瞬間の能力しか測らないし、日本では特にテスト対策をする。批判的思考ではない。 もちろん、日本にも良い部分はあるし、日本の子どもたちが「馬鹿」だと言っているわけではない。日本を叩いているわけでもない。 ただ、例として、日本はアジア全体の中で英語力が最も低い国に位置している。学校では10~12歳から英語を学び、誰もが「テスト」には合格する。でも、誰も英語を話せないし、読めない。日本のテストの90%が選択式だからだ。 平均的な学校教育について、私たちの教育が最高だとか、より優れているとは思っていない。 ただ、私たちは自立と批判的思考を重要なものとして教えている。 もちろん、こうしたことを重要だと考える私の価値観は、ヨーロッパ人であることや、そうした価値観の中で育ったことから来ている。 私はそれが重要だと考えているし、経済的・精神的なストレスなしに高等教育を受ける機会があったことを嬉しく思っている。 海外の反応 日本では、教育費はベルギーよりも親にとってかなり高額だ。 日本の家庭は、より多くの費用を自腹で払っている。これは、大学の授業料が高いうえ、子どもが難しい入学試験に合格できるよう、親が民間の進学塾(塾)にも費用を払わなければならないからだ。 一方、ベルギーでは憲法によって無償教育が保障されている。この法律によって公立学校が請求できる金額は厳しく制限されており、親の負担は非常に低く抑えられている。海外の反応 日本の子どもたちがどのように育てられているのかを調べれば、教育費そのものよりも大きな手掛かりが得られるかもしれない。海外の反応>>8 学校に入る前と、例えば14歳になった時点で、日本の子どもとベルギーの子どもの平均IQを比較してみないか? そこに違いがあるのか、あるとしたらどれくらい大きいのか興味がある。海外の反応>>9 もっと重要なのは、礼儀正しさと奉仕の精神だと思う。 日本の子どもたちは自分たちの教室を自分で掃除し、物を大切にするよう育てられている。そのため、構造的なコストの多くを削減できている。 また、非常に礼儀正しく、他人を尊重するよう育てられているから、教師の燃え尽き症候群もずっと少ないのだと思う。 海外の反応>>9 平均IQは常に100だ。海外の反応>>11 完全に正しいわけではない。特定の集団について言えば、平均IQは常に100になる。ある集団と別の集団との間では違いが生じる可能性がある。 「平均」IQは、ほとんどの東アジア諸国では105に近い。基準となる100はアメリカやヨーロッパの子どもたちを基に設定されているからだ。 だから、オンラインIQテストのようなものも通常は信頼性が低い。ランダムな値を選んで、それを「IQ 100」としているからだ。海外の反応>>12 どんな標本でも平均化すれば、そこからさらに選別することができる。でも、文化的要因だけでも数パーセント程度の上下は起こり得るし、それが実際の知能を測っているとは限らない。 だから、異なる大陸にいる人々の学校教育前と学校教育後のIQを「比較する」というのは、実際にはあまり意味がない。海外の反応 日本のあの過酷な教育制度を、誰にも望みたくはない。 結果が出るのは確かだ。でも、日本の学校には屋上に自殺防止ネットまで設置されている。それには理由がある。(-1ポイント)海外の反応>>14 一人あたりで見ると、ベルギーの10代の若者は、教育制度がそれほど過酷ではないにもかかわらず、同程度の自殺率に直面している。海外の反応 その数字には、個人指導などの費用が含まれていない可能性が高い。 さらに、日本は異常なほど高い債務水準を抱えていて、ここ数十年間、経済もある程度停滞している特殊な国だ。 そのため、GDPに占める支出の割合が高く見えるのも、それだけで説明できる可能性がある。 海外の反応 ここにはいくつかの要因がある。1. すでに何人かが言及しているように、文化的な違いがある。日本の学生は、ほとんどのアジアの学生と同じように、トップになるために非常に競争的だ。優秀な成績を収めることに対する内外からのプレッシャーが非常に大きい。2. 日本は非常に同質性の高い社会だ。家庭ではみんな日本語を話し、平均から外れることを許さないという意味で、文化が非常に画一的だ。例えば、全員の髪を黒くする、あるいは黒いままにしておくことを校則で義務付けている学校もある。 ベルギーはそれよりもはるかに文化的・言語的に多様だから、教育水準を均等にするためにはより多くの努力が必要になる。 ちなみに、私は中国学の研究者で、高校教師でもある。海外の反応>>17 気になるんだけど、外国人の生徒にも髪を黒く染めるよう求めるの?海外の反応>>17 教育水準を均等にするということが、優秀な生徒を下に引きずり下ろすという意味でない限りはな。海外の反応 中国の数字については、かなりデタラメだということだけ言っておきたい。 中国全体ではなく、主要都市の中でも上位の数字だけを取っている。中国は統計を歪めることで知られているし。 海外の反応>>20 それに、中国の子どもたちは全員、勉強時間という点で完全に搾取されている。余暇時間をすべて勉強や、試験・大学受験の準備に費やしている。 何らかの恣意的なテストで高得点を取れるけれど、子ども時代を持てず、不幸な子どもたちを私たちが望んでいるとは思えない。海外の反応>>21 実際、それこそが彼らの狙いなんじゃないかと思う。幼いうちから機械のように働くことに慣れさせて、あとは労働力として社会に組み込めるようにする。海外の反応>>20 まさにこれ。中国のいくつかの主要都市を除けば、学校は深刻な資金不足に陥っていて、中退率もかなり高い。海外の反応 アジアでは、成績が十分に良くないと家族に恥をかかせたと見なされるため、学生が自殺する。 彼らが最高得点を取るのは当然だ。もし私たちの子どもたちにも同じような虐待を強いたら、学校をもっと真剣に考えるようになるだろう。海外の反応>>24 私はベルギー人になるために生まれてきたんだ。自分の成績が親や国に影響することなんて、どうでもいい!海外の反応>>25 それでこそだ!凡庸なところから先は好きに生きろ、私のニヒリストな息子よ!海外の反応 そして親は何を負担しているんだ?海外の反応 アメリカはこの3つの指標のうち2つでベルギーより上だが、学校は間違いなくもっとひどい。向こうの教育への資金投入も質もひどいものだ。 このランキングでベルギーがなぜこの位置にいるのかについては何とも言えないが、この一覧が実際に受ける教育の質を示しているわけではないことだけは断言できる。海外の反応 我々は昔は世界でもトップクラスにランクされていた。 何が起きたんだ? 実際には何も分かっていない、いわゆる専門家の話を聞きすぎたのか? 昔のやり方に戻すべきなのか? 教師で意見を言える人はいないか?教師が何を言っているのかに耳を傾けるべきなのかもしれない。海外の反応>>29 ただのランキングだ。これだけでは全体像は分からないし、ある国には有利に働き、別の国には不利に働く。 ほとんどの国は、教育政策を立てる際にこうした統計をまったく重視していない。そして、それは概ね正しいと思う。 大学ランキングも同じだ。アメリカや中国の大学は、論文の発表数など、統計上カウントされるものが大きく評価されるため、かなり有利になっている。 でも、実際の質や、そこで成し遂げられた本当の進歩については、あまり考慮されていない。教育そのものについても同じだ。 これは他国と比べて自分たちがどの程度なのかを示す一つの指標にすぎず、それだけが評価方法ではない。 例えば教育について言えば、上位数か国で勉強することを私は誰にも勧めない。そこでは学生に生活がない。ずっと「自由時間」に勉強しなければならず、もはや自由時間とは呼べない。 私たちの国より睡眠時間も短く、おそらく世界でも最悪クラスの子ども時代を過ごしている。それで本当にそちらのほうが良いのか? 純粋な数字だけで比較するなら、科学と数学については、私たちはほとんどの「普通の」国とかなり近い位置にいる。 500点以上のスコアの中で数ポイント程度の差しかない。 唯一悪いのは読解力の水準だが、これはテストを受けなくてもすでに分かっていた。多くの人が、言語能力や読解能力が以前より悪くなっていることに気づいている。 だからこそ、教育制度ではすでにそれを変えるために多くの取り組みが行われている。ただ、変化には時間がかかる。海外の反応 ベルギーと日本の教育支出を比較するなら、人口構成を考慮する必要がある。 日本はベルギーより高齢人口が多く、子どもの割合が小さい。そして、その差は拡大している。これは、日本のほうがベルギーより移民受け入れの水準が低いことによってもたらされている。 0~14歳の人口: 日本:約11.1% ベルギー:約15.7% 子どもが少なければ、必要となる教育費総額も少なくなる。 また、ベルギーでは政府が教師の給与や、多くの私立学校(カトリック系など)の運営費の大部分を負担していることにも注意が必要だ。これらの金額は政府の教育支出として計上される。 一方、日本政府は私立学校に対して直接的に提供する資金がはるかに少ない。そのため、そうした費用は公的支出の総額には表れない。海外の反応 ここに、別の比較グラフを貼ることもできる。 そこでは日本の割合が約6分の1になっている。 でも、たぶんBANされるだろうからやめておく。海外の反応>>32 トラブルに巻き込まれるから言わないでおく。海外の反応 日本はベルギーより1人あたりGDPもかなり低い。 だから金額ベースで見ると、支出の差はさらに大きくなる(約4倍)。海外の反応 移民?海外の反応 そう、問題は学校制度だけではなく、社会そのものだということを示している。 ここにいる子どもの半分は、向こうの子どもたちの大半と同じことをやったら、1年も耐えられないと思う。 こっちの子どもたちは一般的に甘やかされていて、きちんと育てられていないと思う。 日本にはそういうことがないとか、ここでは誰もがきちんと育てられていないと言っているわけではない。 でも全体として見ればどうだ? 大都市に行って、実際に学校で何が起きているのかよく見てみればいい。 私は実際にそれを見てきた。親として、自分の子どもがあんな振る舞いをしたら恥ずかしいと思う。 でも、社会のその部分は本当に何も気にしていない。 今では子どもも親も、自分たちの行動に責任を負わせることができない。 日本では、学校の授業時間外に追加の教育を受けることもずっと普通だ。 それに関する「追加」のものは全部、親も追加で金を払っている。 ベルギーで、自分の教育費を実際に自分で払わなければならないなんて想像できるか? そして、子どもたちが実際に学び、学ぶために努力しなければならないなんて?海外の反応 平均IQスコア 日本:108(1位) ベルギー:100 北アフリカ:約85~95 正確性については、いくつか問題があるため不確かだが、定性的には正しい。 IQとPISAスコアの相関は約0.8。因果関係なのか?交絡因子としては、学校教育(逆因果関係)、社会経済的地位、言語、GDP、栄養状態などが考えられる。 結晶性IQに関係し、PISAスコアを決定する因果関係の中に存在する、無視できない制御不能な要素はあるのか? 個人レベルでは、交絡因子を統制すれば答えはかなり明確だ(大まかに言えば、生得的要因50%/環境要因50%)。 集団レベルでは、この問題は非常に難しい。ただし、その仮説は少なくとも十分あり得るものであり、さらなる研究に値する。海外の反応>>37 同じ変数を別の方法で測定しているだけだな。海外の反応 つまり、子どもの半分が外国人で、文化的背景が非常に多様なんだ。正直、もっと悪くないことに驚いている!海外の反応 おやおや、いったいどうしてそうなるんだろうね? 海外の反応ランキング…