332: 名無しさん@おーぷん 2017/03/02(木)05:30:04 ID:zjg ごめん、長い上に書き慣れてないから読みにくかったらごめん。この時期になると思い出す。私は都内に就職して住んでて、田舎は東北の被災地域。震災が起こって1年か2年で、結婚話が出た。両家の親と都内近郊の親戚で式。披露は、それに会社関係と友達を呼んですることにしてた。当時は被災して1年ばかりで、ご近所は避難、親戚は仮設住まいか居候だった。だから、私の結婚式があるという事を聞いた地元の人や親戚は舞い上がり、東京観光ついでに出席すると言い出した。そして、周りにいい顔したい母がこれを引き受けてしまった。田舎からくる人の方が多いくらいで、ツアーも組まれた。前提として、うちの田舎の祝い事は、男は上げろ、女は下げろの男尊女卑。主役はけなされ、身内はとにかく謙遜通り越して卑屈になる。なんでかって言うと、助け合い精神で、大きな家は不幸があった家に全財産叩いて同情しなきゃならない。それで潰れたり、衰退した家が何軒もある。だから家族以外には、いつも不幸だって言わないといけない。幸せな人は、自分の都合は後回しでも周りに尽くさなければならない。まず披露宴前日、東京案内をさせられた。当日は、ホテルから披露宴会場まで花嫁が迎えに行き、支度のある田舎の親戚をお連れした。親の手前もあるし、親戚にあったことを考えれば、ここまでは仕方ないかと私も思った。「花嫁なんか後回しでいいんだから先にしろ。待ってる間に化粧が崩れた」、と、花嫁控え室に親戚が来る来る。式場は控え室を急遽変更し、警備員を置くはめに。ついでに母も出入り禁止にしてもらった。「みっともなくない? 着物、似合ってる? 恥ずかしいわね。緊張しちゃう」を連発。お前の式じゃねぇ!! って、かなりイラついたからだ。…