
1: muffin ★ cQreNtAI9 2026-09-15 15:51:15 2026年9月15日 7時0分 「なぜ異世界転生ものばかりなのか」「なぜ国内で人気がある作品でもアニメ化されないのか」--その答えは、作品の中ではなく業界の構造のほうにある。いまのアニメは海外配信、SNS、音楽ビジネス、商品化といった要素が絡み合うなかで企画され、とりわけ深夜アニメの収益は海外市場が大きく支えている。アニメプロデューサーとして数多くの作品に携わってきた株式会社ブシロードムーブ代表取締役社長・大貫佑介氏の『アニメビジネス 漫画・小説・アニメが100倍おもしろくなるアニメの教養』(総合法令出版)より、複雑化する現代のアニメビジネスの現状を解説する。 「なんで、あのアニメって2期やらないんですか?」 「SNSであんなに盛り上がっていたのに、なんで続編がないんですか?」 「みんな神アニメって言ってるのに、なんで新シリーズが作られないんですか?」 大学でアニメビジネスの講義をしていると、学生の皆さんからよく聞かれる質問です。アニメの放送中はネットやSNSでトレンドに入り、TikTokでは切り抜き動画が流れ、YouTubeでは考察動画が伸び、ファンアートも大量に投稿される。イベントには人が集まり、グッズの開封動画まで上がっている。それなのに、数年経っても続編発表がない……。 ファンからすれば、「なんで?」と疑問をもつのも当たり前だと思います。むしろ「こんなに人気なのに、続編を作らない理由ある?」とすら感じるでしょう。気持ちはわかります。私もアニメを愛するひとりの人間として、好きな作品の続編を願う気持ちは変わりません。 しかし、アニメプロデューサーという立場から正直にお答えするならば、答えは残酷なくらいシンプルです。 どんなにおもしろいと思っても、お金になる作品でなければ、続編は作られません。 もっと正確にいえば、昨今は原作が「日本国内で人気」なのはアニメ化のファーストステップでしかありません。「日本国内で人気」なことと「世界市場で人気が出る」は、まったく別の話なのです。皆さんが想像している以上に、現在のアニメ業界は海外市場の動向に左右されることが多いのです。ここではあくまで「海外市場で人気」という文脈をお伝えします。BtoBとしての文脈です。 (中略) よく「また異世界転生か」と言われますが、あれは業界の怠慢によるものとは言い切れません。海外市場で極めて需要があるからです。異世界転生は設定がわかりやすく、言語や文化を超えて理解されやすいといった、世界市場向けのフォーマットとして優秀な特徴があります。 全文はソースをご覧ください…