「米国、次期フリゲート艦に韓国の忠南級、日本のもがみ型、トルコのイスタンブール級を検討」(中央日報) 米国が新たに導入するフリゲート艦の候補として韓国海軍の最新鋭忠南(チュンナム)級フリゲート艦を検討しているとの報道があった。最大2隻を韓国を含む海外の造船所で建造した後、生産を米国へ移す案も出ている。 米海軍専門メディアのUSNIニュースは1日(現地時間)、業界関係者3人の話として、「ホワイトハウスと米海軍が次期フリゲート艦の候補として韓国の忠南級、日本のもがみ型、トルコのイスタンブール級を検討している」と報じた。 (中略) 韓国からは3600トン級の最新鋭フリゲート艦、忠南級(蔚山級バッチIII)が候補に挙がった。HD現代重工業が詳細設計と1番艦の建造を担当し、SKオーシャンプラントとハンファオーシャンも後続艦を建造している。 (中略) 米国が海外製フリゲート艦まで検討している背景には米海軍の水上戦力の空白がある。現在、フリゲート艦でも遂行可能な任務に、高強度の海上戦闘用に設計されたアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦まで投入している。ブライアン・メトカーフ海軍戦闘艦取得事業副責任者(少将)は今年7月、「海軍は一つの大きさの艦艇だけで運用することはできない」とし「フリゲート艦は比較的紛争の少ない海域で運用でき、主要艦艇の護衛にも使用できる」と述べた。 (引用ここまで) アメリカ海軍がイタリア・フランスが共同開発したFREMMをベースとしたフリゲート艦を導入し、コンステレーション級ミサイルフリゲート艦の採用を決めたのが2020年。 量産計画を取りやめたのが2025年。 度重なる「アメリカ式」の導入で基本排水量5000トンのフリゲート艦が、7000トンにまですくすくと育ちまして。 小型駆逐艦レベルにまでなってしまったのですね。 けっきょく、1番艦と2番艦は最後まで建造するけど量産は取りやめ。 小回りの利くフリゲート艦が不足していて、アーレイ・バーク級で哨戒任務とかもやっているそうですわ。 といったわけで今度は「国外で導入されているフリゲート艦をそのまま導入したい。アメリカの要望による設計変更は最低減のものにする」ってのを基本方針として、新規導入を図っています。 候補となっているのが韓国の忠南級、日本のもがみ能力向上型、トルコのイスタンブール級。 で、Yahooニュースのエキスパートトピでは「韓国が本命なのでは」とする一連の報道が紹介されています。 米海軍フリゲート候補、韓国が「本命」で日本は「当て馬」なのか 豪州に続く日韓競争の様相(Yahoo JAPAN) 韓国本命でよいのでは? 一応、「設計変更はまかりならん」って話になっているけども。 ……アメリカ海軍だよ? 日本は「採用したい」って言われても、たぶんドックがどうにもならない。 海上自衛隊向けとして建造しているものをオーストラリア分に振り分けているレベル。 ニュージーランドも興味を持っているって話ですしね。 アメリカは「最初の2隻だけ相手国で建造、技術を移転して残りはアメリカで建造」って方針だそうですが。 もがみ能力向上型はその最初の2隻建造をねじこむことすら難しいのでは。 残念ですが忠南級かイスタンブール級に譲りたいと思います。 ……正直、アメリカのやりかたに振り回されるのは勘弁ですわ。 ただ、忠南級もイスタンブール級もちょっと小さいんでそのあたりが不安要素かなー。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 『ヘタリア』の「韓国」は偏見だったのか?──1990年代から2010年代、日本人の韓国観を形づくったものとは? 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…