1: 田杉山脈 ★ 2025/05/23(金) 20:11:05.30 ID:X+9PN+Sn 中国発のDeepSeek(ディープシーク)が世界を驚かせた生成AI(人工知能)の世界。そのおひざ元では猛スピードで生成AIの社会実装が進む。中国の弱点と米国、日本の強みについて考察する。 圧倒的なスピードで進む中国の技術開発と社会実装。「中国速度」と呼ばれるその身軽さとはどのようなものか、どのようなメリットデメリットがあるのか、そして米国や日本とはどのような違いがあるのか。本稿で考えてみたい。 「中国速度」とは、主に大型インフラの建設や新たな技術の社会実装を目覚ましいスピードで成し遂げることを意味するが、強力に推進されていたトレンドを、フットワーク軽く転換することも含まれる。 その「中国速度」を改めて体感する出来事があった。5月12日、大阪万博・中国館で深圳ウィークが開幕した。中国を代表するイノベーション都市、深圳市の企業約60社のプロダクト、ソリューションが展示されている。その一つにテンセント(騰訊控股)の掌紋静脈認証があった。カメラに掌をかざすと本人認証が確認する。店頭決済端末での支払い認証やオフィスの入退室管理で応用される予定で、まもなく日本企業の採用例も発表されるという。 つい数年前までは、中国では顔認証がトレンドだった。テンセントのウィーチャットペイやアリババグループのアリペイなどのキャッシュレス決済が普及しているが、スマートフォンでQRコードを読み込む形式から、携帯電話すら不要でカメラに顔を見せるだけで支払い可能になる。決済以外でも高速鉄道の改札や展示会の入場口、マンションやオフィスの玄関などで採用が広がっていた。日本では2010年代後半にいわゆる「深圳ブーム」があり、中国が大胆かつ高速に先端技術を社会実装していることへの驚きが広がっていた。顔認証の普及もその一つだ。 それが今では、アリペイも日本のモバイルSUICAなどと同様のNFC決済を新たなトレンドとして採用するなど、中国のトレンドは顔認証から移っている。コロナ禍でマスクをつけるようになり顔認証が面倒な認証方式となったこともあるが、セキュリティに対する不安が広がったことが大きい。顔は常にむき出しの状態にあるだけに、盗撮されて本人認証に使われる可能性がある。また、認証のために顔写真の提出を求められることも多く、反発する人もいた。不安の高まりに対応し、中国最高人民法院は2021年8月に「顔認証技術による個人情報処理に関連する民事事件の法律適用の若干の問題に関する規定」を発表。事業者の法的責任を厳格に追及する方針を示している。 以下ソース 引用元: ・【AI】目覚ましいスピードで進む中国のAI社会実装:“ウサギとカメ”ほどの差がある日本の生きる道は? [田杉山脈★]…