
1: 匿名 2026/08/31(月) 17:33:52 世界では火葬以外に関心 日本でも変化の兆し「氏んだら土葬してほしい」。東京大学名誉教授(科学哲学)の信原幸弘さん(72)は、そう願っている。宗教上の理由ではない。土葬が自分にとって一番しっくりくるからだ。信原さんは2年ほど前、人間の排せつ物を最も簡単な方法で土に還す「野糞」を実践している人と、研究調査の一環で話す機会があった。「野糞」自体が強烈なインパクトだったが、虚心坦懐に彼から話を聞くうちに興味をそそられたという。「自然からいただいた命を自然に返すという循環の考えに、強く共感したんです。遺体も循環させるんだ、と。その時からです、氏んだら土葬にしてほしいと思うようになったのは」ただ、自らの土葬希望を周りには詳しく話していない。「強く希望すると、今の日本では社会的な混乱を招くリスクがあります。一人ひとりが選択肢を少しずつ広げていく形で、土葬が自然に受け入れられる社会に、ゆっくり進むのが適切ではないかと思います」世界では火葬以外に関心 日本でも変化の兆し?厚生労働省の資料によると、日本の火葬率は2000年代以降、99%以上で推移している。ただし、およそ100年前の大正初期は30%台だった。そこから徐々に上昇し、第2次世界大戦後は都市化の加速と連動する形でさらに増加。1979年には90%に達した。土葬はかつて人力で墓穴を掘っていたため、集落を挙げての葬送だったが、地域のつながりが薄れるにつれて衰退していったとみられている。火葬設備の急速な発達や都市部での土葬用地の不足なども影響しているようだ。ただ、微妙な変化の様子も見える。東京大学大学院人文社会系研究科の堀江宗正教授による氏生観調査では、「地中への土葬を希望する」との項目に対し、「ややそう思う」「とてもそう思う」と答えた人は、2019年の14.2%から2024年には20.4%に増えた新たな埋葬・葬送への関心は、世界でも高まりつつあるただ、こうした世界の流れは、日本には届いていない。土葬も手掛けるさいたま市の葬祭会社代表、本山仁さん(54)は日本の現状を「『火葬ありき』ですから」と表現する。「友人の土葬希望をかなえてあげられなかった後悔からです。私も、幼いころに母などを立て続けに亡くして、そのときに……」。昔の火葬場は、陶芸の登り窯のように内側が見える簡易なつくりで、大切な人が焼かれる事実に大きなショックを受けたという。ニュース「氏んだら土葬」を希望する日本人も――火葬99%の日本で考える埋葬の選択肢(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)日本は火葬率が99%以上の火葬大国だ。それでも肉体を残したまま地中に葬られたいと願う人もいる。土葬墓地の建設計画で注目を集めるムスリムとは別の、日本人による日本での土葬。それを望む人たちは、何を思っ…