リサイクルショップの棚に、フライトシミュレーター用の操縦桿とスロットルが一式まとめて50ドルで並んでいた。投稿者はそれを買い、わざわざ元の持ち主を探し当てて連絡した。返ってきたのは「それは盗品だ」「警察を呼ぶ」——そしてフェイスブックのブロックだった。海外の判定は。 ※注:グッドウィルはアメリカ全土に店舗を持つ大手の寄付品リサイクルチェーン。家庭から寄付された衣類や家電を安く売り、売上を職業訓練などの支援事業に充てる非営利団体で、日本でいう大型リサイクルショップに近い存在。なお、フライトシミュレーター用のコントローラー(操縦桿、スロットルレバー、ラダーペダルなど)は専用品だと1点で数万円、一式そろえると十万円を超えることも珍しくない周辺機器で、50ドルはかなりの掘り出し物にあたる。 投稿者の相談 この前、近所のリサイクルショップに寄ったら、とんでもない掘り出し物を見つけた。フライトシミュレーター用の高価なコントローラーが一式まとめて置いてあって、全部で50ドルだったのだ。 こういう物がこの手の店に流れてくるのは珍しい。気になって地元のフェイスブックグループを見に行ったら、少し前の投稿が引っかかった。「母がうっかり自分の機材をリサイクルショップに寄付してしまった。探している」という内容だった。 私はその人に連絡を取り、あなたの物を買ったのは私だと伝えた。彼は見つけてくれてありがとうと言い、ぜひ引き取りたいと言ってきた。もちろん構わない、ただ私が払った50ドルだけ返してほしい——そう伝えた。 これが気に入らなかったらしい。彼は一銭も払わずに返せと要求してきた。あれは盗品だ、返さないのは犯罪だ、あれは全部正当に自分の物なんだ、と。警察を呼ぶとまで言われたので、どうぞご自由に、と答えた。そのあと彼はフェイスブックで私をブロックし、それきりになった。 ただ黙って渡してやらずに、払った分を返してくれと言った私が間違ってる? この話の争点 短いやり取りだが、コメント欄が割れたのは次の三点だった。 寄付された時点で所有権はどうなるのか — アメリカでは一般に、家族が持ち込んだ品でも寄付として引き渡された以上、店が正規に売った物を買った側にさかのぼって返還を強制するのは難しいとされる。ただし州や事情によって扱いは異なる 50ドルを誰が負担すべきか — 買った投稿者か、機材を失った本人か、寄付してしまった母親か そもそも連絡すべきだったのか — 黙っていれば何も起きなかった、という指摘 海外の反応 1. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍1,602) 払いたくないなら、その50ドルはリサイクルショップに請求してくれ、と私なら言う。買った人間に集るのは筋が違う。店は寄付された品を正規に受け取って、正規に値段をつけて売っただけなんだから。 2. 海外の名無しさん(>>1への返信・投稿者は悪くない・👍562) 母親のミスの後始末に、赤の他人が50ドル出せという理屈がまず通らない。もし彼が普通に礼儀正しく頼んでいたら、投稿者はたぶんタダで渡していたと思う。他人の財布に権利があるような顔をした瞬間、ブロックされて当然。 3. 海外の名無しさん(>>2への返信・投稿者は悪くない・👍330) 一式そろえたら十万円を軽く超える機材が50ドルで戻ってくるなら、これ以上ない好条件だと思う。本人と母親で出し合えばすぐ用意できる額でしょう。よくこれを蹴れたなと逆に感心する。 4. 海外の名無しさん(>>3への返信・判定保留・👍76) そもそも母親の方に戻す気がなくて、本人には自分で払える金もない、という可能性もある。だとしたら吠えるだけで何もできないのも説明がつく。この辺の事情が見えないうちは、どちらが悪いとは言い切れないと思う。 5. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍591) 素朴な疑問なんだけど、この人はなぜ母親が持ち込んだ店に自分で行かなかったんだろう。寄付した先が分かっているなら、真っ先にそこの棚を見に行くのが普通じゃないの。 6. 海外の名無しさん(>>5への返信・投稿者は悪くない・👍41) 地域によっては、電子機器の類を受け付ける店舗や引き取り拠点が限られていて、そこから周辺の店に振り分けられることがある。だから同じ系列でも別の店に並ぶことはある。それでも探す努力はできたはずだけどね。 7. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍331) 私だったら、大事にしていた物が50ドルで戻ってくると聞いたら小躍りする。投稿者は店でまっとうに買っていて、しかもわざわざ持ち主を探し当てて声をかけた。それで50ドル損しなければいけない理由が一つもない。文句は母親に言うべきだよ。 8. 海外の名無しさん(>>7への返信・投稿者は悪くない・👍48) 一番おかしいのは、投稿者は黙っていれば何の問題もなかったというところ。相手はその機材が誰の手に渡ったかすら永遠に知らないままだった。親切にした結果が脅しと警察沙汰の予告って、あまりに割に合わない。 9. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍151) 他人の親がやったことのツケを、あなたが金銭で被る必要はない。あなたは店のレジで買ったのであって、路地裏でトラックの荷台から買ったわけじゃない。払い戻しがないなら渡す理由もない。 10. 海外の名無しさん(>>9への返信・投稿者は悪くない・👍14) レシートがあるなら、それで話は終わっている。正規の購入だという証拠がそこにあるんだから。50ドル払えば済む場面で一足飛びに警察の話を持ち出したのは、公平な解決には最初から興味がなくて、ただで取り返したかっただけということでしょう。 11. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍312) 叩かれるのを承知で書くけど、私は投稿者の方に引っかかった。相手にとっては数十万円の機材で、しかも自分の落ち度で失ったわけじゃない。50ドルなんて食事一回分でしょう。ここで気持ちよく渡していれば、一生感謝される側になれたのに。 12. 海外の名無しさん(>>11への返信・投稿者は悪くない・👍208) 恩を売る売らない以前に、最初に「盗品だ」「犯罪だ」と言い出したのは相手の方だよ。投稿者は50ドル返してと言っただけ。そこから警察を呼ぶと脅すまでの飛躍を、食事一回分の話にすり替えるのは無理があると思う。 13. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍62) 自分のお金を出して買った物なのに、わざわざ持ち主を探して連絡までしている。せめてその50ドルを返して、機材が手元に戻ってきたことに礼を言う。それが最低限のやり取りでしょう。ハードルの低さがすごい。 14. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍97) 相手の態度が論外なのは分かる。ただ、ブロックされて終わりでいい話をわざわざ持ち出して、みんなに自分は正しいと言ってもらいに来ているのも、そんなに気持ちのいいものではない。どちらも大人げないという印象。 15. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍176) そこまで大事な物のはずなのに50ドルが出せないなら、その人に必要なのは飛行機の操縦を練習するソフトじゃなくて、仕事を練習するソフトの方じゃないかな。半日働けば取り返せる金額だよ。 16. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍64) 誰も悪くないに一票。投稿者は自分が払った分を返してほしいだけで、相手は自分の物が戻ってこないだけ。二人とも自分の立場では自然なことを言っている。話がねじれているのは、寄付してしまった母親のところで止まっているからでしょう。 17. 海外の名無しさん(>>16への返信・誰も悪くない・👍51) 同感。この件で一番説明する義務があるのは母親のはずなのに、その人だけがどこにも出てこない。息子は母親に50ドル請求すればよかったし、投稿者はそもそも関係ない。当事者ではない二人が言い争っている構図自体が変だと思う。 18. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍118) 言いづらいんだけど、見つけた側が「返してほしいなら金を出せ」と条件をつけた時点で、相手からは足元を見られているように映ったと思う。先に無条件で返してから、よかったら実費だけ、と言えば全然違う話になっていた。伝え方の問題は投稿者の側にもある。 19. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍11) 盗難届の話をすると、アメリカでは一般に、盗まれたと主張するならその時点で届けを出しておく必要があるとされる。母親が寄付して、それをリサイクルショップで買った人が持っていて、届けも出ていない。この状況を警察が盗品として動かすとは考えにくい。 20. 海外の名無しさん(>>19への返信・投稿者は悪くない・👍22) 警察を巻き込んだところで状況は良くならないと思う。盗品だと主張するなら、実の母親を窃盗で告発するところから始めることになるわけで。そこまで腹をくくれる人が、50ドルを渋るとは思えないんだよね。 21. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍14) この人、箱の中身が何なのか分かる人に拾われて、しかも元の持ち主を探してもらえたという時点でかなり運がいい。本来なら感謝して50ドル以上払ってもいいくらいの話なのに、どうして喧嘩腰になれるのか理解できない。 22. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍87) どちらもどちらだと思う。相手が話にならないのは確かだけど、投稿者の方も「どうぞ警察を呼べば」と返したあたりで、もう解決させる気はなくなっている。あの一言の前に、レシートの写真を送って事情を説明する手もあったはず。 23. 海外の名無しさん(>>22への返信・投稿者が悪い・👍73) そこは私も引っかかった。感情的になっている相手に「どうぞ」と返したら、話が終わるに決まっている。投稿者は正しさを取りに行った代わりに、機材を必要としていた人にも50ドルにも届かないまま終わった。私はこれを賢いやり方だとは思わない。 24. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍13) 他人のミスで生じた金銭的な負担を、自分が引き受けなければいけない理由はどこにもない。50ドルは大金ではないけれど、大金ではないからこそ、相手にとっても払えない額ではなかったはずなんだよね。 25. 海外の名無しさん(>>24への返信・双方ダメ・👍58) 金額が小さいからこそ、両方が意地になって引けなくなったんだと思う。これが5000ドルなら二人とも慎重に話し合ったはずで、50ドルだから「こっちが折れる理由はない」と互いに言い張れてしまった。安い金額のほうが人はこじれる。 まとめ 判定は「投稿者は悪くない」が大勢を占めた。店に並んでいた物を正規に買い、しかも自分から持ち主を探し当てて声をかけた。そこまでやった相手に対して最初に出てきた言葉が「盗品だ」「警察を呼ぶ」では、話がまとまるはずもない。失った機材が50ドルで戻ってくるなら破格の条件で、その50ドルを誰が出すべきかといえば、寄付してしまった母親だろう、という指摘も多かった。 一方で、「無条件で返してから実費だけ相談すればよかった」「感情的になっている相手を煽り返す必要はなかった」という声も残った。根本の原因を作った母親が最後まで出てこないまま、当事者とは言えない二人が言い争っている。その構図自体がおかしい、という見方も根強い。あなたなら、50ドルを言い出しますか。それとも黙って渡しますか。 元スレッド: 「私が悪いの?リサイクルショップで買った物を、元の持ち主にタダで渡さなかった件」(元投稿) The post 「それは盗品だ、警察を呼ぶ」50ドルで買った機材の持ち主を探し当てた男に返ってきた言葉 appeared first on 私が悪いの?【海外の反応】.…