「もし他人の手に委ねたりしたら、化けて出てやるからね」——20歳の女性が両親から言われた言葉である。ダウン症のあるきょうだいの毎日の介助を、自分の人生を丸ごと使って引き受けろということだった。彼女は「それだけはできない」と言おうとしている。海外の判定は。 ※注:コメントに出てくる「共同生活の住まい」は米国の group home。障害のある成人が4〜6人ほどで一軒家に暮らし、24時間体制の職員が生活を支える住まいで、公的な補助で運営されるものが多い。日本のグループホームとほぼ同じ発想だと思ってよい。 ※注:「遺産の設計」は estate planning。親が亡くなったあと、財産を誰がどう管理するかを生前に法的に決めておくこと。障害のある子のためには、公的支援の対象から外れずに生活費を出せる形の信託を用意しておくのが定番のやり方になっている。 投稿者の相談 私(20歳・女)には、ダウン症のあるきょうだいがいます。歩けるし自分で食事もできますが、入浴や着替え、食事の用意といった日常のことには毎日手助けが必要です。 両親は昔から、自分たちが死んだあとは私が彼女を引き取って、つきっきりで生活を支えるものだと思っています。まだ正面から「別の受け皿を今のうちに考えてほしい」と切り出したことはないのですが、無言の圧力はもうずっと感じています。先日はとうとう「もしお前が世話をしないで他人の手に委ねたりしたら、化けて出てやるからね」とまで言われました。 彼女のことは大好きです。それでも、一緒に暮らすのは絶対に無理です。私は結婚して、自分の子どもを持って、自分の家庭を築きたい。自分の未来を丸ごと差し出して、毎日の介助を全部引き受けろというのは、いくらなんでも不公平だと思うんです。 代わりにやるつもりのことはあります。彼女の側に立って必要なことを掛け合う役、財産の管理、支援体制の整った施設で安心して暮らせているかを見届けること。でも、同居して身の回りの世話をする役だけは引き受けられません。こう考えること自体に罪悪感があるし、両親の言葉を聞くたびに、自分がひどい人間になった気がします。 両親が亡くなったあとの介助を引き受けたくない私が間違ってる? 海外の反応 1. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍5,749) 投稿者は悪くない。そしてこの手の話は、まったく珍しくない。障害のあるきょうだいがいる家で、下の代が黙って介助役を引き継ぐ前提になっている例は本当に山ほどある。でもあなたは、親の老後設計に組み込まれた部品じゃなくて、一人の人間だよ。 2. 海外の名無しさん(>>1への返信・投稿者は悪くない・👍812) それ。しかも本人は生まれる前から役割を決められてるんだよね。うちも障害のあるきょうだいがいて、進路も就職先も「実家から通えるかどうか」だけで決まっていった。20歳で気づけたのは、むしろ早いほうだと思う。 3. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍2,033) これはあなたの責任じゃない。一ミリも。そして「あなたの責任だ」と長年かけて思い込ませてきた両親のほうがよくない。子どもを持つと決めたのは両親で、あなたはそのとき存在すらしていなかった。 4. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍949) はっきり、しかも早めに伝えたほうがいい。遠回しにやると「まだ説得できる」と思われて終わる。「私は同居して介助する役はやらない。だから別の道を今から探してほしい」と、一度で言い切ること。 5. 海外の名無しさん(>>4への返信・投稿者は悪くない・👍701) ひとつ補足すると、学費や家賃を親に出してもらっているうちは言わないほうがいい。話がこじれて生活基盤ごと吹き飛んだ例を何度も見てきた。自分の足で立ってから、落ち着いた場で切り出すのが安全だと思う。 6. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍764) 両親は今すぐ住まいを探し始めるべき。うちの親戚は待機の列で5年以上待たされて、親が高齢だという理由でようやく順番が繰り上がった。子どもは第一案じゃない。空きが出るまでの時間を甘く見ないほうがいい。 7. 海外の名無しさん(>>6への返信・判定保留・👍318) 判定を出す前に確認したいことがある。住んでいる国と地域はどこ? 使える制度によって話がまるで変わってくるし、そもそも彼女が今どんな一日を過ごしているのかも書かれていない。あと、投稿者とどちらが年上なのかも分からないままだよね。 8. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍323) 投稿者は悪くない。ただ現実的な話をすると、伝える順番だけはよく考えたほうがいい。感情が振り切れた親が最初に持ち出すのは、たいてい学費か住まいの話だから。準備を整えてから口を開いてほしい。 9. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍487) 言いづらいんだけど、まだ一度もきちんと話していないんだよね? 「きっとこう返される」という想像だけで、両親を化け物みたいに書いているように見える。まずは膝を突き合わせて話してからでいいんじゃないの。それを飛ばして外の人間に判定を求めるのは、順番が違うと思う。 10. 海外の名無しさん(>>9への返信・双方ダメ・👍402) 半分は同意する。親の「化けて出る」は完全にアウトだけど、投稿者のほうも何年も黙って溜め込んだまま、内心では「押し付けられた」と決めていた。どちらも面と向かって話すのを避け続けてきた結果でしょ。両方に直すところがある。 11. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍242) 「化けて出てやる」で笑ってしまった。いや、脅し文句のつもりなんだろうけど、幽霊になる前にやることがあるでしょ。娘に丸投げする以外の仕組みを、生きているうちに作っておくのが親の仕事だよ。 12. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍183) 投稿者は悪くないけど、両親のためにも早く伝えたほうがいい。相続や後見(本人に代わって契約や財産管理を担う法的な役目)の設計は、前提がひとつ変わるだけで全部組み直しになる。伝えたあとにひと荒れするのは、覚悟しておいて。 13. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍463) 誰も悪くないと思う。親は怖いんだよ。自分たちが死んだあとこの子がどう扱われるのか分からない、その恐怖だけで頭がいっぱいで、いちばん近くにいる娘にそれをぶつけている。やり方は最悪だけど悪意ではないし、投稿者だって逃げているわけじゃない。 14. 海外の名無しさん(>>13への返信・誰も悪くない・👍298) うちもまったく同じだった。親の世代は施設を「捨てる場所」だと本気で思っているんだよね。見学に一緒に行って、実際に暮らしている人たちの顔を見せたら、半年かけて態度が変わった。敵として殴り合う話じゃないと思う。 15. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍157) 障害福祉の現場にいる者だけど、今は使える資源が昔とは比べものにならないくらい増えている。両親が「施設に入れる=かわいそう」のイメージのまま止まっている可能性が高い。ちゃんと調べたうえで言っているのか、投稿者から一度確かめてみてほしい。 16. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍103) ダウン症のある成人の支援を仕事にしている。共同生活の住まいに移った人たちは、本当に生き生きしているよ。自分で買い物に行って、手を借りながら料理して、「自分の暮らし」を持っている。むしろ親のほうが、子どもが自立したがることに驚いて、少し寂しそうにするくらい。 17. 海外の名無しさん(>>16への返信・投稿者は悪くない・👍389) これは本当にそう。実家に置き続けるのがいちばん優しいと思われがちだけど、親が倒れてから環境が急に変わるほうが本人にはきつい。元気なうちに少しずつ移っていったほうが、はるかに穏やかに進む。 18. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍356) ちょっと擁護できない部分がある。「権利を代弁する役はやる、財産の管理もやる、暮らしぶりも見届ける」と書いてあるけど、結婚して子どもが生まれて、車で二時間の距離に住んで、それを本当に続けられる? 同居しないと決めるのは自由。でも、守れるか分からない約束をここで並べるのはずるいと思う。 19. 海外の名無しさん(>>18への返信・双方ダメ・👍274) その心配は分かる。ただ、それを言うなら両親も同じで、二十年かけて手続きを何ひとつ進めてこなかった。片方だけ「口だけ」と責めるのは公平じゃない。二人とも、いつか必ず来る日を見ないふりしてきたんだよ。 20. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍91) 障害のある子と、そうでない子の両方を育てている親の立場から言わせてもらう。投稿者が最後に書いていること——代弁者になる、財産を管理する、暮らしを見届ける——それこそが、親が望んでいい最大限だよ。同居まで求めたら、いつか必ず憎まれる。できるだけ早く伝えて、あとは揺れずに立っていてほしい。 21. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍40) 自閉症の息子がいる母親です。うちは公的支援を切られない形の信託を用意して、共同生活の住まいの費用をそこから出す計画にしています。もう一人の息子には財産の管理役を頼み、長い休みのたびに交代で受け入れてもらう。そうすれば本人は見捨てられないし、きょうだいは自分の家庭を持てる。毎日の介助を丸ごと背負わせるのとは、まるで違う話です。 22. 海外の名無しさん(>>21への返信・投稿者は悪くない・👍236) この形がいちばん現実的だと思う。ゼロか百かの話にされがちだけど、あいだはいくらでもあるんだよね。誕生日に贈り物を届ける人、書類を確認する人、月に一度顔を見に行く人。役割を分ければ、誰の人生も潰れずに済む。 23. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍211) 角度を変えて見ると、この家でいちばん置き去りにされているのは彼女本人じゃない? どこに住みたいのか、誰と暮らしたいのか、聞かれた形跡がどこにもない。親も投稿者も、彼女の頭越しに将来を決めようとしている。まずは本人に希望を聞くところから始めてほしい。 24. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍194) 冷静に考えてみてほしいんだけど、二十歳で「絶対に無理」と言い切るのは早すぎない? 十年後の自分が何を思うかなんて誰にも分からないし、しかも両親はまだ生きている。今この瞬間に扉を閉め切ってしまって、あとで気持ちが変わったときに戻れなくなるほうが、私は怖いと思う。 25. 海外の名無しさん(>>24への返信・投稿者は悪くない・👍327) 戻れなくなるのは逆でしょ。二十歳で「やる」と言ってしまったほうが、あとから降りられなくなる。進学先も仕事も住む場所も、全部その前提で選ばされるんだから。今のうちに線を引いておくのが、いちばん誠実なやり方だと思うよ。 まとめ 判定は「投稿者は悪くない」がほぼ総取りだった。子どもを持つと決めたのは両親であって、20歳の彼女ではない——この一点で意見はきれいに揃っている。そのうえで、実務的な助言が驚くほど具体的に集まったのも印象に残った。学費や住まいを親に頼っているうちは切り出すな。共同生活の住まいは待機に5年かかることがある。遺産の設計は前提がひとつ変わるだけで全部組み直しになる。感情論ではなく段取りの話として受け止めた人が、それだけ多かったということだろう。 一方で、「まだ一度も正面から話していないのに親を悪者にしている」「代弁も財産管理も見守りも全部やると言い切るのは、二十歳の見積もりとして甘い」という指摘も最後まで消えなかった。そして何より、住む場所を決められようとしている彼女自身に、まだ誰も希望を聞いていない。あなたが彼女の立場だったら、どこで暮らしたいと答えるだろうか。 元スレッド: 「両親が亡くなったあと、ダウン症のあるきょうだいの介助役にはならないと伝えた私が間違ってる?」(元投稿) The post 「他人の手に委ねたら化けて出るからね」20歳の娘に介助役を託そうとした両親、海外の判定は… appeared first on 私が悪いの?【海外の反応】.…