三十歳の誕生日ディナー。妊娠七か月の投稿者が包みを一つずつ開けていくと、出てくるのはどれもお腹の子への贈り物だった。最後の一つまで、自分宛てのものはない。その夜、母に電話で気持ちを打ち明けると、返ってきたのは「恩知らず」という長文のメッセージだった。海外の判定は。 ※注:ベビーシャワーは、出産前に友人や家族が集まって赤ちゃんの誕生を祝い、ベビー用品を贈り合う欧米の習わし。日本ではまだ一般的ではないが、英語圏では出産準備の定番行事になっている。また英語圏には、三十歳・四十歳のような十年区切りの誕生日を「節目の誕生日」と呼び、普段の年よりもはっきり大きく祝う習慣がある。今回はその三十歳にあたる。 ※注:原文では、投稿者のきょうだいが姉か妹かまでは書かれていない。本記事では「姉妹」と表記している。 投稿者の相談 私(30歳・女性)は先日、三十歳の誕生日を迎えました。夫のトム(32歳)と結婚していて、いまは第一子を妊娠中、七か月に入ったところです。 妊娠中で疲れやすいこともあって、今年は静かに過ごしたいと思っていました。だから親しい友人と家族だけを呼んで、ステーキのお店で食事をしました。 友人も家族も、ほとんどがプレゼントを用意してくれていました。開けるのが本当に楽しみだったのですが、驚いたことに、受け取ったプレゼントは一つ残らずお腹の赤ちゃん宛てのものでした。私自身に向けられたものは、一つもありませんでした。 念のために書いておくと、あの日は赤ちゃんのお祝いの席ではありません。私の三十歳の誕生日です。だからプレゼントをもらえるなら、それは私宛てだろうと思っていました。実の両親も、姉妹でさえ、赤ちゃん用のものを買ってきていました。 みんなが赤ちゃんの誕生を楽しみにしているのは分かっていますし、悪気がなかったのも間違いないと思います。それでも、どうしても傷ついてしまいました。三十歳は節目の年です。一番近しい人たちなら、私のためのものを選んでくれるんじゃないかと期待していました。たくさん欲しかったわけでも、高価なものが欲しかったわけでもありません。香水一本でも、スキンケアでも、私宛てだと分かるものが何か一つあれば、それでよかったんです。 正直に言うと、自分が赤ちゃんを入れておく器になってしまったように感じました。大げさなのは分かっています。でも、あのときはそう感じてしまいました。 夫は「配慮が足りなかったね」と言ってくれました。ただ、みんな赤ちゃんのことで舞い上がっていて、それが私にどう映るかまで頭が回らなかっただけだろう、とも言っています。食事のあと、私は母に電話して、感じたことをそのまま伝えました。電話口の母はずっと黙っていましたが、しばらくして「あなたは恩知らずで、してもらって当然だと思っている」という長いメッセージが届きました。私は、三十歳という節目の誕生日なのだから、赤ちゃんのお祝いではなく私自身に目を向けてほしかった、と返しました。母はまったく納得せず、また恩知らずだと言いました。そのあと姉妹からも、「あの席での態度が悪かった」という連絡が来ました。自分宛てのプレゼントがなかったことが悲しくて、たしかに沈んでいたのは事実です。 赤ちゃんへのプレゼントは本当にありがたいと思っています。ただ、私の誕生日だったのだから、せめて何個かは私宛てであってほしかった。親友の一人にもこの話をしたら、彼女はすぐに謝ってくれて、「そこまで考えていなかった」と言ってくれました。ほかの人にまで言って回るつもりはありません。これ以上蒸し返したくないですし、いまは母も姉妹も私に腹を立てているのが分かるので。特に母は怒っていて、いまは口をきいてくれません。 夫だけは味方でいてくれます。でもそれは、私が妊娠中だから支えてくれているだけなのか、本心なのかが分からなくなってきました。もしかしたら、私の方が甘えているのかもしれません。自分では見えていないだけで。私が間違ってる? 海外の反応 1. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍3,322) その気持ちはまったく正当だよ。三十歳の誕生日に開けたプレゼントが一つ残らずお腹の子宛てだったら、そりゃ落ち込む。おかしいのはあなたじゃない。 2. 海外の名無しさん(>>1への返信・投稿者は悪くない・👍2,408) お母さんの次の誕生日には、おばあちゃん用のプレゼントを贈るといいと思う。お風呂のおもちゃとか、ベビーチェアとか。おばあちゃん業がやりやすくなるようにね、という顔で。姉妹には「おばさん」とプリントされたTシャツで。 3. 海外の名無しさん(>>2への返信・投稿者は悪くない・👍14) それいいね。お母さんの誕生日には「お母さんの子ども」宛てのプレゼントを渡せばいいんだよ。香水でもスキンケアでも、あなたが本当に欲しかったやつを。 4. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍1,056) もう、なんて言えばいいの。あなたはいまもちゃんと一人の人間であって、赤ちゃんを入れておくための保育器じゃない。全力で投稿者は悪くない。 5. 海外の名無しさん(>>4への返信・投稿者は悪くない・👍886) これ、妊娠した多くの女性が本気で怖がっていることなんだよね。一人の女性として見られなくなって、これからはずっと「お母さん」としてしか扱われないんじゃないかって。全員に分かってもらうのは無理でも、あなたの反応は過剰でもなんでもないよ。 6. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍13) いや、これは投稿者の方が悪いと思う。赤ちゃん宛てだったかどうかは関係ない。自分が望んだとおりの形で、夫と親しい友達に囲まれて三十歳を祝ってもらったんでしょ。その席で友達が何をくれたかを気にするって、どういう感覚なんだろう。お金に困っていて自分では買えないというなら分かるけど、そうじゃないなら。 7. 海外の名無しさん(>>6への返信・双方ダメ・👍156) 言い方はきついけど、半分は同意する。ただ、それを言うなら、娘が傷ついたと言った直後に「恩知らず」と長文を送りつけたお母さんも相当だよ。まず出てくるのがそれなの、という。どっちも大人げないと思う。 8. 海外の名無しさん(>>6への返信・投稿者は悪くない・👍284) 品物が欲しいって話じゃないでしょ。集まった人の誰ひとりとして、彼女自身のことを考えてくれなかった。そこを物欲の問題にすり替えるのは違うと思う。 9. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍369) これは普通に落ち込むって。包装を一つずつ開けていって、最後の一個まで全部赤ちゃん用だったときのあの空気を想像してほしい。私なら顔が保てない。 10. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍275) その日はあなたの誕生日であって、赤ちゃんを祝う会ではなかった。自分宛てのものが一つはあってほしかったと思うのは、わがままでもなんでもないよ。 11. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍10) 傷ついたこと自体は責められない。でも、そのあと友達に連絡して不満を伝えに行ったのは別の話だと思う。家族から望んだ反応が返ってこなかったからって、今度は友達に矛先を向けるの? 彼女たちはもう時間とお金を使って、選んで買ってきてくれている。いまさら取り消せないものを責められても、ただ気まずくさせるだけだよ。子育てが始まったら助けてほしい相手なのに。 12. 海外の名無しさん(>>11への返信・投稿者が悪い・👍8) 同じことを思った。どう感じるかは自由だけど、もらった物への不満をわざわざ本人に伝えに行くのはまた別の話。この物価で何かを買ってきてくれた時点でありがたいことだよ。誰にも贈る義務なんてないんだから。 13. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍275) 本当に気の毒。うちの娘も妊娠後期に誕生日が来るから、私は周りに「プレゼントは赤ちゃんじゃなくて娘本人宛てにしてね」とわざわざ伝えて回った。娘のきょうだいは心底びっくりしていたけど、説明したら納得してくれたよ。放っておくと、本人が「赤ちゃんの入れ物」みたいな扱いになるのは本当にあっという間なの。 14. 海外の名無しさん(>>13への返信・投稿者は悪くない・👍203) 三十歳の誕生日、しかも本人が誕生日として企画した席で、贈り物が全部赤ちゃん宛てというのは普通に失礼だよ。そのうえお母さんが、理解しようとする前に「恩知らず」と言ってしまったのが一番きつい。もし話す気力が残っているなら、「母親としてではなく、私自身を見てほしい」という言い方で伝えてみて。 15. 海外の名無しさん(判定保留・👍81) 判定する前に一つ聞きたい。旦那さんは自分の誕生日に何をもらったの? そこが分かると、この家族に流れている空気がだいぶ見えてくる気がする。 16. 海外の名無しさん(>>15への返信・判定保留・👍46) それ、私も気になった。旦那さんの誕生日にも全員が赤ちゃん用品を渡していたなら、家族ぐるみでそういうノリなだけで悪意はない。逆に旦那さんだけ普通のプレゼントをもらっていたなら、話はかなり根が深い。 17. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍69) そしてここから始まるんだよね、母親としての人生が。女であることと母であることを切り離すのは本当に難しくて、だから出産後に自分を見失う人が多い。妊娠が分かった瞬間から、生活のすべてが赤ちゃん中心に回り始めるから。あなたはこの子の母親である以上の存在なんだから、その気持ちは正当だよ。旦那さんはちゃんと分かっているみたいだから、これからも赤ちゃんの前にいた女性のことを覚えていてくれますように。自分へのご褒美は、盛大にやっていいと思う。 18. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍54) 出産前のお祝いの席ですら、私はお母さん本人へのプレゼントを多めに持っていくよ。ましてやこれは三十歳の誕生日でしょ。なんで誰も本人に何か買おうと思わなかったの。 19. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍207) 角度を変えて見ると、ディナーの帰りにその足でお母さんに電話したのがまずかったと思う。傷ついた直後の勢いのまま話せば、相手も身構えるし、言葉が刺さる形になる。二、三日置いて落ち着いてから伝えていたら、お母さんにも謝る余地があったはず。気持ちが正当であることと、伝え方が上手であることは別なんだよ。 20. 海外の名無しさん(>>19への返信・投稿者は悪くない・👍118) 妊娠七か月の人に「二、三日寝かせてから冷静に伝えろ」はさすがに酷じゃない? そもそも、娘から傷ついたと言われて、まず長文で恩知らずと返してくる親の側に問題があると思うけど。 21. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍31) その気持ちは百パーセント正しい。ただ、厳しい現実を言うと、ここから良くはならないんだよね😭 これからあなたが主役になれるのは母の日と、あってもクリスマスくらい。うちはもう五年経つけど、いまだに自分の誕生日をちゃんと祝えないことに納得できていない。 22. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍64) みんな見落としているけど、これ悪人がいる話じゃないと思う。全員が赤ちゃんの誕生を楽しみにしていて、その気持ちがそのまま贈り物に出ただけ。招く側が事前に「これは私の誕生日会で、赤ちゃんのお祝いじゃないよ」と一言添えていれば、たぶん全部防げている。犯人を決める話ではなくて、伝え忘れの話。 23. 海外の名無しさん(>>22への返信・投稿者が悪い・👍39) それに、連絡した親友はもう謝っているんだよね。謝罪を受け取った時点で終わりにするのが大人の対応だと思う。そもそも贈り物が的外れだったと言える相手は、家族かよほど近い人だけ。友達にそれを言うのは、関係の距離を見誤っている。 24. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍28) こういうことの積み重ねが産後うつにつながるって、もっと知られてほしい。普通は生まれたあとに起きるんだよ。全員が赤ちゃんにかかりきりで、お母さんは後回しになる。この人の場合はそれが生まれる前から始まっている。産後はもっと無防備になるんだから、旦那さんと一緒に距離の取り方を決めておいたほうがいい。 25. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍11) 三十歳になって、誕生日プレゼントの中身で落ち込んでいる。一度そのまま声に出して言ってみてほしい。あと二か月で子どもをこの世に迎えて、その責任を背負う人がだよ。二か月で十年分は大人にならないと間に合わないと思う。 まとめ 判定は「投稿者は悪くない」が大多数だった。誕生日として企画された席で、贈り物が一つ残らずまだ生まれていない子どもに向けられていた。その事実の前では、「せめて一つは自分宛てが欲しかった」という気持ちを責める人はほとんどいなかった。それどころか多くの人が、妊娠を境に一人の人間として見てもらえなくなる感覚を、自分や身近な人の実感として書き込んでいた。 ただし、「傷ついたのは分かる。でも、それを本人たちに伝えに行ったのは別の問題だ」という指摘も相応の数があった。親友はすでに謝り、母は口をきかなくなった。気持ちが正当であることと、その伝え方が正解だったかどうかは、たしかに切り分けて考えられる話なのかもしれない。あなたがあの席にいたとしたら、彼女に何と声をかけただろうか。 元スレッド: 「私が悪いの?三十歳の誕生日にもらったプレゼントが全部お腹の子宛てで、それを口に出したこと」(元投稿) The post 「あなたは恩知らずよ」母から届いた長文、30歳の誕生日プレゼントが全部お腹の子宛てだった話 appeared first on 私が悪いの?【海外の反応】.…