2026年秋冬のリアルクローズに現れる変化 今季のリアルクローズには、1つのアイテムでレイヤードしているように見えるデザインや、レザーとレースのような異なる素材を組み合わせたデザインが多く登場しています。また、コンビネゾンアイテムが分解され、自由に組み合わせを楽しめるようなアイテムも目立ちます。これは、ブランド側が新鮮なスタイリングを提案するだけでなく、自分らしい組み合わせを楽しむ「余白」を残しているためです。 背景には、春夏秋冬の境界線が曖昧になり、シーズンレスな着こなしが求められる現代のファッションがあります。秋冬コレクションにも軽やかさが取り入れられ、これまで交わることのなかった素材やテイストが自由に組み合わさることで、新たなスタイリングの可能性が生まれています。 さらに、秋冬を象徴するファーは、袖やベスト、ウエストポーチ、ビーチサンダルなど、様々なアイテムに展開されます。単なる防寒アイテムではなく、コーディネートを華やかに「盛る」ための存在として、欠かせないキーワードとなっています。 【甘×辛×盛ミックス】が提案するニュースタイル 今季は、甘さも、強さも、華やかさも、全てを味方につけて、自由に大胆に楽しむことがルールです。心のときめきを信じて、これまでの常識にかわいく反抗するスタイルを提案します。2026年秋冬、TGCは「甘×辛×盛ミックス」をテーマに、相反する魅力が出会うことで生まれる、これまでにないニュースタイルを展開します。 AKB48の伊藤百花さんが着こなす、注目の全6LOOKをご紹介いたします。 Style01:SPORTY × ELEGANT スポーティーなパーカーに、甘くエレガントなナポレオンジャケットのディテールを掛け合わせた「ナポレオンジャケットパーカー」は、今季見逃せない主役級アイテムです。 ボトムスにはコーディネートを一気に華やかに演出するチュールスカート、足元には今季注目のドット柄を取り入れ、甘さをプラスしています。甘くなりすぎないためには、トップスにスポーティーな要素を取り入れるのがポイントです。淡いカラーベースのコーディネートには、靴だけでなくベルトにも黒をリンクさせることで、全体が引き締まる上級者バランスが完成します。 Style02:UTILITY × ROMANTIC 機動力のある実用的なワークジャケットやTシャツ、ブーツに、レースアイテムを大胆に盛ってロマンティックなムードをプラスしたコーディネートです。辛要素として今季取り入れたい迷彩柄は、パンツではなくスカートをチョイスすることで、挑戦しやすく、辛さと甘さをつなぐキーアイテムとなります。 迷彩柄のパンツを合わせる場合は、トップスはワークジャケットを引き算し、レースアイテムの存在感を際立たせるのがおすすめです。 Style03:DOT × LEATHER 今季注目のドット柄をトップスとスカートに大胆に取り入れた甘さたっぷりのコーディネートには、モックネックのレザージャケットを少し閉めて羽織り、エッジを効かせると良いでしょう。 そこにキャップやウエスタンブーツで遊び心を加えることで、今季らしい甘×辛×盛ミックスが完成します。ドット×レザーは、ブラウスやヒールでコンサバティブに仕上げるよりも、ストリート要素をアイテムやシルエットでプラスするのが今っぽいスタイルです。今回取り入れたスカートは、最注目トレンドの「レースドッキング」のマストバイアイテムです。 Style04:FLOWER × CHECK × FORMAL 今季トレンドのテーラードジャケットに、チェック柄や花柄、女の子の「好き!」を詰め込んだ欲張りなコーディネートこそ、2026年秋冬の気分です。 花柄は、今季はバイカーショーツで取り入れるのが新鮮です。柄×柄も、甘さも、辛さも、臆せず思いきり楽しんだら、最後は春夏から継続して勢いのあるフラットシューズで抜け感をプラスするのが正解です。盛れば盛るほど、引き算がセンスを左右します。 Style05:ANIMAL × FUR × CAPRIS 今季注目のスキニーなカプリパンツには、ペプラムなどのふんわりとしたトップスを合わせると良いでしょう。さらに、視線を一気に集めるファージャケットを大胆に盛れば、トレンド感もスタイルアップも叶う、パリジェンヌライクなスタイリングが完成します。 辛要素として取り入れたいアニマル柄は、小物でプラスするのが今季の正解です。1年中楽しめるヒョウ柄アイテムは、ワードローブに加えておきたい一品です。 Style06:LINGERIE × CUTSEWN × MOUTON どこか懐かしい2000年代のアメリカンガールを思わせるムードがカムバックします。ランジェリーライクなコンビネゾンも、盛れるムートンベストも、今季最注目のベストチョイスなコーディネートです。 甘く親しみやすいカントリームードと辛口ギャルなアイテムを自由に掛け合わせた、2026年秋冬の新しいY2Kスタイルを楽しんでください。 メイクアップトレンド:オレンジトーン統一メイク リップやまつ毛、眉まで、顔全体をオレンジトーンで秋色に染め上げるのが今季の気分です。ワントーンにそろえるだけでなく、パーツごとに濃淡や立体感をつくることで、ぐっと今っぽい表情になります。 EYE: オレンジを主役に、ブラウンでこっそり引き締めます。オレンジの色味を消さないように、ブラウンのアイシャドウは目のキワにさりげなくオン。自然な陰影で、ころんとした球体感のある立体的な目元に仕上げます。 CHEEK: 目の虹彩の真下を目安に入れると、中顔面が短縮されて小顔に見えます。オレンジの血色感も味方につけて、愛らしさをひと盛りします。 LIP: チークと同じカラーで人中まわりをふんわりぼかしたら、唇の内側には少し色味の異なるオレンジリップを重ねてグラデーションに。色の濃淡で立体感を出しながら、口角にはさりげなく誘導ラインをプラスすることで、自然とやわらかな表情に仕上がります。 プロが教える秘密のmake up tips BROW: 眉はベタッと塗りつぶさず、毛を1本1本描き足すように仕上げるのがプロのテクニックです。地毛との色ムラは、仕上げにパウダーを重ねて自然になじませます。眉山:眉尻=2:1のバランスを意識し、目の虹彩の延長線上に眉山をつくることで、美しい眉バランスが完成します。濃いブラウンでベースをつくったら、仕上げに赤みブラウンをふわっと重ねて暖色をプラスすることで、キリッとした眉にも女性らしい柔らかさが生まれます。 EYELINER: ブラックのアイラインは、あえて太めに大胆に引きます。目元に1本しっかりとラインを効かせるだけで、メイク全体がぐっと引き締まります。失敗しないコツは、目を閉じず、正面を向いた状態で引くことです。二重幅が狭い人は目尻を中心に、広い人はフルラインで仕上げるなど、自分の目元に合わせて調整してください。ラインに存在感がある分、アイシャドウはグレージュやモーブなど、低彩度のアースカラーを控えめに重ねてバランスを取るのが正解です。 LIP: 存在感のあるブラックアイラインには、赤みを抑えたブラウン系リップを合わせてムードを統一します。輪郭より少しオーバーにのせながら、全体をベタッと塗るのではなく、唇のまわりをふんわりぼかしてグラデーションをつくるのがポイントです。さらに、ニュアンスの異なる3色のブラウンを重ねることで、単色では出せない奥行きと立体感のあるリップが完成します。 TGCの推し♡face accessory アクセサリーを纏うように、顔にもきらめきをプラスする「TGC流フェイスアクセサリー」にも注目です。 赤・黄・ピンクをミックスした血色感のあるサーモンオレンジをベースに、カラフルなそばかすを両目の下をつなぐように鼻筋まで大胆にオン。近くで見ると1粒1粒のドット、離れて見るとチークのようになじむ絶妙なバランスがポイントです。さらに、大小3種類ほどの粒をランダムにミックスすることで、光を受けるたびにキラキラと表情を変える立体的なきらめきを演出します。チークでもジュエリーでもない、新感覚の「顔に纏うアクセサリー」を楽しんでください。 EYE SHADOW: キラキラのそばかすが持つあどけないムードに合わせて、目元には、少し泣いた後のような、ほんのり赤みをプラスすることで、思わず守ってあげたくなるようなピュアな表情に仕上がります。 東京ガールズコレクション実行委員会 メイクアップディレクター Hirotaka Iizuka氏コメント 2026年秋冬のトレンドメイクは、「つくり込みすぎてないけど垢抜けて見える」がキーワードです。キーカラーは低彩度のアースカラー、特にオレンジです。ピンクなどは定番カラーですが、オレンジ系の低彩度のくすみカラーで統一してメイクするだけで、誰にでも馴染みのいいメイクになるでしょう。アイラインで個性を出すのも良いですね。目尻側を二重ギリギリまで太くする太アイラインは、小悪魔的な印象になります。そして、質感で遊ぶのも今季のトレンドです。顔の中心にチークやそばかすを入れるのは定番ですが、グリッターそばかすで華やかに。顔の中心にラメ感が入るだけで可愛く華やかになります。今季のトレンドはやりすぎず、ポイントを決めて少し強調してあげるのが良いと思います、とコメントされています。 ファッションのプロフェッショナルたちのコメントから見えてくる、2026年秋冬のムード 東京ガールズコレクション実行委員会 ブランドプロデューサー 金子紗織氏コメント 今季は相反するテイストを掛け合わせることで生まれる、マイスタイルを楽しんでください。フェミニンな甘さ、モードな辛さ、遊び心ある「盛り」をミックスすることで、今までにない新しいバランスが生まれます。注目アイテムは、いつもの服に少し変化が加わった「(素材)レースドッキング」「(シルエット)カプリパンツ」「(ディテール)部分ファー」です。透け感のあるレースドッキングは、春夏から続くシアー素材の流れを秋冬へ繋げるアイテムとして注目されています。カプリパンツはブーツやソックス、パンプスなど、足元との組み合わせで印象を変え、シーズンをまたいで楽しめる新しいボトムスの選択肢として登場します。秋冬らしいファーも、ファーコートのような主役アイテムだけでなく、襟・袖・ポケット・裾などに部分的に取り入れることでデイリーに華やかさを演出します。是非、TGCでお気に入りアイテムを見つけてください、とコメントされています。 スタイリスト/東京ガールズコレクション実行委員会 ファッションディレクター FUKAMI氏コメント 2026年秋冬は、ひとつのテイストで完成させるのではなく、異なる魅力を掛け合わせることで生まれる「違和感」を楽しんで欲しいシーズンです。ロマンティックなレースにハードなレザー、軽やかさにボリューム、クラシックなものに少し未来的なもの。一見相反するものも、自由にミックスしてみると、どちらか一方だけでは表現できなかった自分らしさが見えてきます。トレンドに自分を合わせることではなく、トレンドを使って自分の「好き」を探すことが、自分自身のスタイルも文字通りアップデートしてくれるでしょう。とにかく大胆に詰め込んでみてください、とコメントされています。 イベント概要 イベント名称:第43回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2026 AUTUMN/WINTER(略称:マイナビ TGC 2026 A/W) 開催日時:2026年9月19日(土) 開場12:00 開演14:00 終演21:00(予定) 会場:横浜アリーナ(〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜3-10) 公式サイト: チケット:完売御礼…