1 名前:樽悶 ★:2026/08/01(土) 19:58:56.64 ID:1mO+GoEQ9.net 「平らな顔」「低い鼻」、知的障害に発達遅延―。妊娠中の女性が飲酒することで、胎児にこういった兆候が見られることがある。「胎児性アルコール症候群」と呼ばれ、国のある資料は、これらを「リスク」として紹介し、イラスト付きで詳細な顔つきの特徴を説明している。この「リスク」をどう思うだろうか。 【写真】45人死傷の植松死刑囚が色紙いっぱいに描いた作品 死刑囚15人の心境や性格を垣間見る表現展 24年 「あってはならない恐怖として描かれている」 障害のある当事者や専門家からは、当然のように批判が上がる。 2016年7月に神奈川県相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で19人の命が奪われ、26人が重軽傷を負った事件から10年。 「意思疎通のできない障害者は不幸を生む」 。植松聖死刑囚(36)が一貫して繰り返した、障害者への差別的な発言が強い印象を残した。障害がある子を産むのは「リスク」とする考え方は、死刑囚の思想と地続きではないだろうか。(共同通信=當木春菜) ▽プレコンセプションケア 批判を受けるのは、「プレコンセプションケア」についての国の資料だ。直訳すると「妊娠前ケア」。国内では将来子どもを産むことを考える男女に、生活習慣や健康の管理を促す取り組みとして広まっている。 国は2025年に普及のための5カ年計画を策定し、自治体や企業、学校で健康管理を促すサポーターを5万人以上養成することを盛り込んだ。必要な知識をまとめた「プレコンサポーターTEXTBOOK」に、冒頭の顔貌を示したイラストが載っている。 こども家庭庁の担当者に、障害当事者から「差別を助長する」などと批判があると伝えると、こう答えた。 「人生の質向上のために、リスクを把握して将来の選択肢としてほしい。資料の表現に関しては、改訂の是非も含め適切に判断したい」 (省略) 世界保健機関(WHO)は「自分の体のことは自分で決める」という考え方をプレコンの前提としている。出産するかどうかなど、自分の体のことを自分で決められるといった概念「性と生殖に関する健康と権利(SRHR)」と、人権を基盤に性を幅広く学ぶ包括的性教育が土台にある。 日本では、このプレコンの土台となる考え方が根付いていない。 日本ではSRHRと包括的性教育のいずれも浸透していない上、政府は2023年、国連人権理事会の審査で受けた包括的性教育を学校教育に取り入れるようにという勧告に、「受け入れない」と回答した。 土台が築かれていない上に、人々の意識に今も根強く残っているのが、命に優劣をつける「優生思想」だ。 ▽優生思想に「お墨付き」 障害者の性を研究する京都教育大学の門下祐子講師は、事件後にカフェで偶然聞こえた言葉に耳を疑った。 「植松の気持ちが分かる」 当時は宮崎県の特別支援学校で教員をしていて、事件を人ごととは思えなかったところに飛び込んできた発言。「彼個人だけの問題ではない。現在地を見た気がした」 門下さんは、プレコン普及には一定の意義があると認める。一方で、社会には優生思想が根深く残っていると感じる。 「包括的性教育をしない中でプレコンを推進すると、それ(優生思想)にお墨付きを与えることになる」 (省略) 障害がある女性らでつくるDPI女性障害者ネットワーク代表で視覚障害者の藤原久美子さん(62)は、その影響をこう語る。 「優生保護法で、不幸な子は生まれたらかわいそう、産ませないことが障害者にとっていいことという誤った『善意』が社会に根付いた」 自身も40歳で妊娠した際「あなたのため」と中絶を勧められた。 国のプレコン資料について、藤原さんはこう考える。「障害児が生まれないようにという意識が強すぎる。(インターネットで公開しているのに)目の不自由な人に向けた読み上げの機能もなく、障害者が親になる想定がない」 ▽「自分のせい」 胎児の疾患の有無を調べる出生前検査に詳しい明治学院大学の柘植あづみ教授は、障害のない女性までも苦しめかねない内容だと指摘する。(以下ソース) 8/1(土) 9:02配信 引用元:…