
1: 名無し@サカサカ10 2025/07/16(水) 09:11:46.11 【セルジオ越後】優勝は評価すべきだけど、韓国戦の内容は…。重要なのはここから誰が今後のA代表に入るか。それがなければE-1に意味はない 正直、よく逃げ切ったというのが率直な印象 日本代表は7月15日、東アジアE-1選手権の最終戦で韓国を1-0で下し、優勝を果たした。 韓国に勝って大会連覇。結果は素晴らしいが、内容を振り返ると手放しでは喜べない。そんな試合だったね。 香港、中国、そして韓国と、対戦相手のレベルがだんだん上がっていくなかで、自分たちのサッカーがどこまで通用するかが試された。初戦のようなサッカーは、相手が強くなれば当然できなくなる。そのなかで優勝できたことは評価すべきだけど、一番大事な最終戦の内容は、課題が残るものだった。 韓国戦は引き分けでも優勝できる状況で、幸先よく先制点を奪うことができた。そうなると、もう無理をする必要はない。暑さもあるし、引いて守ってカウンターを狙うという戦術になるのは自然な流れだ。 特に後半は、1点ビハインドの相手が猛攻を仕掛けてきた。見ての通り、日本はかなり押し込まれた時間帯が続いたね。チャンスの数で言えば、日本より相手の方が多かったんじゃないかな。 逆転されてもおかしくない試合内容で、正直「よく逃げ切った」というのが率直な印象。もう少し自分たちの時間を増やして、試合を優位に進めたかったところではあるね。 ただ、サッカーは結果がすべて。得失点差での優勝ではなく、3連勝できちんと勝利して連覇を決めたことには、もちろん大きな価値がある。 じゃあ、この試合で誰が目立ったか。この試合で最も称賛されるべきは、GKの大迫だろう。特にプレッシャーのかかる韓国戦で、彼の存在感は際立っていた。後半の猛攻を防いだファインプレーの連続がなければ、結果は分からなかった。 優勝がかかった一番大事な試合で、まさにチームを救う壁になった。ほかの試合ではそこまでGKが脅かされる場面は少なかったからこそ、大一番での彼の活躍が光ったね。 決勝ゴールを挙げたジャーメインの名前を挙げる人もいるかもしれないけど、個人的には大迫だったかな。 ジャーメインは大会を通して見ると、確かに数字の上では一番アピールした。でも全5点のうち4点は格下の香港戦で取ったもの。レベルが上がった中国戦では無得点、韓国戦でようやく1点。相手のレベルが上がった時にどれだけ活躍できるかが、選手の本当の価値を測る物差しになる。 今大会、攻撃陣では相馬も4アシストと結果を出した。リーグでも好調だし、アピールはできただろう。ただ、彼のポジションは海外組に三笘といった強力なライバルがいる激戦区だ。そこに入っていくには、さらなる活躍が必要になる。 結局、この大会の本当の意味は、ここから誰が今後のA代表に選ばれるかで決まる。9月には海外組も呼んで親善試合があるだろう。この大会で活躍した選手の中から、1人でも2人でもメンバーに選ばれなければ、「この大会の意味は何だったんだ?」ということになってしまう。 ジャーメインや相馬あたりが候補だろうけど、果たしてどうなるか。新戦力を発掘するという目的があるなら、きちんと評価してチャンスを与えなければ意味がない。 とはいえ、勝つのはいつだって良いことだ。この勝利と経験を、日本サッカーがどう次へと繋げていくのか。それが一番重要だよ。…