1 名前:ばーど ★:2026/07/27(月) 12:17:52.64 ID:Fa+bYX++.net 【07月27日 KOREA WAVE】宇宙航空研究開発機構(JAXA)で航空宇宙用の高温複合材料を研究してきた専門家が韓国を訪れ、月・火星探査や再突入機、宇宙モビリティーに使われる極限環境材料について、日韓の産学官関係者と技術を共有する。 韓国科学技術研究院(KIST)複合材料技術研究所(全北分院)は8月6日、全北特別自治道完州郡のKIST全北分院で「2026 KCCI(KIST Composite Conference International)」を開催する。テーマは「宇宙用複合材料で切り開くKスペースの新たな未来」。米国や欧州中心だった国際協力を、日本との研究・産業連携へ広げる狙いがある。 会議にはJAXAのほか、韓国宇宙航空庁、韓国航空宇宙研究院、韓国材料研究院、韓国原子力研究院、韓国科学技術院(KAIST)、ソウル大学、宇宙・素材関連企業などが参加する。 紹介されるのは、高温ポリイミド・炭素繊維複合材、炭化ケイ素(SiC)繊維、セラミック基複合材料(CMC)、放射線遮蔽材、宇宙服素材、超低軌道用推進機の素材などだ。研究室で開発した先端素材を実際の宇宙環境でどう活用するかに重点を置く。 JAXAの石田雄一博士は、365度の高温でも特性を維持できるポリイミド・炭素繊維複合材を紹介する。特殊なポリイミドと軽量で強度の高い炭素繊維を組み合わせ、内部の空洞や亀裂を抑えた厚さ8.8ミリの安定した構造を実現したという。 JAXAと、日本の宇宙・防衛企業IHIエアロスペースに勤務した経験を持つ久保田勇希氏(宇宙材料スタートアップ企業「KENQ」代表)は、先端素材を実用化につなげる取り組みを説明する。同社は1000度を超える高温に耐えるSiC繊維やCMC、宇宙船を熱から守るコーティング技術を開発し、低価格化や量産化にも取り組んでいる。 韓国側からは、月・火星探査戦略や探査車向け軽量構造体、放射線遮蔽材、3Dプリンティング対応複合材料、超低軌道用ホールスラスターの放電壁素材、深宇宙探査用宇宙服の技術などが発表される。 KIST全北分院は2008年の設立以来、炭素繊維やカーボンナノチューブ、窒化ホウ素ナノチューブなどを研究してきた。2026年1月には宇宙用複合材料研究団を発足させ、月・火星探査車の構造体や放射線遮蔽、熱伝導・電気伝導材料の開発を進めている。 同研究所が開発した中性子遮蔽材は、米航空宇宙局(NASA)の宇宙ステーションの太陽光パネル構造物に取り付けられ、6カ月間の宇宙環境曝露試験も受けた。 KISTは2030年までに、放射線、極低温・高温、微粒子衝突、活性酸素などの条件を複合的に再現できる宇宙環境模擬試験設備を構築する計画だ。国内企業やスタートアップが宇宙での検証実績を得やすくし、試験費用と期間の削減につなげる。 KIST全北分院のチェ・ウォングク院長は、宇宙材料は研究開発だけでなく、実際のシステムへの適用と宇宙環境での検証が欠かせないとし、今回の会議を海外研究機関と韓国の宇宙産業を結ぶ場にしたいと述べた。 7/27(月) 7:21 KOREA WAVE 引用元:…