1937年3月16日、新潟県の寺跡から、大きな甕とともに、奇妙な姿勢をした成人男性の人骨が発見された。 この土地では、人骨が出る前から「旅の僧が地すべりを止めるため、自ら人柱になった」という伝説が語られていた。村人は毎年、その僧を供養していた。 伝説が先で、人骨が後だった。 骨が見つかっただけで、人柱だったとは断定できない。それでも、「人柱はすべて作り話だ」と簡単に片づけられない発見だった。 日本各地の橋、堤防、城には、工事を成功させるため人間を埋めたという話が残っている。 橋や城の下に、本当に人は埋められたのだろうか。…