1: 2025/07/14(月) 18:32:46.26 日銀が行った個人の生活意識に関する調査で、1年後の物価がどれだけ変化すると思うか尋ねたところ、平均値はプラス12.8%とこれまでで最も高い水準となりました。 日銀は全国の20歳以上を対象に「生活意識に関するアンケート調査」を3か月ごとに行っていて、今回は6月3日までのおよそ1か月間で、2000人余りから回答を得ました。 それによりますと、1年後の物価が今よりも「上がる」と答えた人の割合は85.1%で、前回から1ポイント余り減りました。 ただ、物価がいまと比べてどれだけ変化すると思うか尋ねたところ、▽1年後は平均値がプラス12.8%、▽5年後は平均値がプラス9.9%と、いずれも前回を上回り、比較可能な2006年9月以降で最も高い水準を更新しました。 このところ、食料品などの価格上昇が続く中、物価全体が今後も押し上げられていくという見方が強まっていることがうかがえます。 一方、1年前と比べたいまの暮らし向きについて、▽「ゆとりが出てきた」と答えた人は3.8%で、前回から0.1ポイント減った一方、▽「ゆとりがなくなってきた」と答えた人は61%と、5ポイント余り増え、その理由について「物価が上がったから」と答えた人が大半を占めています。 日銀は7月下旬に金融政策決定会合を開きますが、この中で物価の見通しをどう示すのか注目されます。 NHK NEWS WEB 2025年7月14日 18時27分…