テレビ視聴が可能なカーナビを搭載した地方自治体の公用車などで、NHK受信料の契約漏れが相次いだ問題をめぐり、全国知事会(会長・阿部守一長野県知事)は7月16日、公用車分の支払いを事実上免除するよう求める提言をまとめた。今後、NHKに要請を行う。 NHKによると、NHKのテレビが見られるカーナビは地上契約の場合、受信設備1契約あたり2200円(2カ月分)を支払う必要がある(条件により2台目以降は半額)。2024年秋に愛媛県で契約漏れが判明して以降、各地で同様の事例が見つかり、過去にさかのぼって受信料を支払うケースも起きていた。 提言では、「機器は公務の遂行を目的として配備されたもので、テレビ視聴が主目的でなく、契約が必要との認識が共有されていなかった」と指摘した。知事会議では、江崎禎英・岐阜県知事が「市町村を合わせると億円単位の支払いが必要になる。そもそも見ていないのに県民の税金を払うのはおかしい」と発言した。…