イ・ジェミョン大統領「借金返済能力がなければ破産・免責して再出発させなければ」(アジア経済・朝鮮語) イ・ジェミョン大統領は15日、「借金をしたが返済能力がなければ破産して免責して再び出発できるようにすることが当事者はもちろん、社会と債権者にも役立つ」と話した。回収可能性のない長期延滞債権を追求し続けるよりも、迅速に整理して債務者を正常な経済活動に復帰させることが、社会全体の費用を減らす道だという判断だ。 李大統領はこの日、大統領府迎賓館で開かれた金融委員会の業務報告で長期延滞債務調整問題に言及し「返済能力のない長期延滞債務者は早く整理しなければならない」と明らかにした。 イ大統領はイ・オクウォン委員長が金融政策の方向に「人を生かす金融」を提示すると「金融が人を殺す金融になる場合が多い」として長期延滞者に対する破産・免責と債務調整により積極的に乗り出すことを注文した。 特に、債務調整が誠実な患者の剥奪感を高め、モラルハザードを誘発しかねないという一部の批判に真っ向から反論した。 李大統領は「延滞債務を整理すれば『誰が誠実に借金を返すか』と指摘する場合が多く、韓国が債務帳消しに苛酷なほど厳しい」とし「このような無責任な扇動が正常に借金を返済した人々に無念だという考えを抱かせる」と指摘した。 続けて「5年、10年になった長期延滞債務を整理することは先進国では基本的なこと」とし「必ずしも長期債務でなくても借金を返す能力がなければ破産し免責し再び出発するようにすることが社会的にも、当事者にも、債権者にも役立つ」と話した。 (中略) 金融会社の貸出構造も根拠に改めて指摘した。 金融会社は貸出者の一部が債務を返済できない可能性を予想し、その危険費用を金利と貸倒引当金などに反映しているだけに、回収の可能性がない債権を長期間取り立てすることは正当化しにくいという趣旨だ。 イ大統領は「金融機関は資金を貸す時、一定比率は返済できないことを覚悟し、その費用を利子に反映し、貸倒償却もしておく」とし「それでも長期延滞債務者を苛酷に管理し、過度に受け取るならば不当利得になりうる」と話した。 (引用ここまで) 「イ・ジェミョンはポピュリストの極北であり、使えるものならなんでも使う」との話を楽韓Webでは繰り返ししています。 ただ、金融関連においてはちょっと事情が変わってきます。 イ・ジェミョンは生まれてから青年時代にかけて赤貧生活を送ってきました。 どのくらい赤貧であったかというと、小学校卒業と同時に少年工として働きに出るほどでした。 で、働き先でさんざん暴れた(他人への暴力的な意味で)って話を自分のブログしていましたが。 ま、そんな経緯があって「赤貧のことなら俺に任せておけ、専門家だ!」くらいの自認になっているわけです。 別に当事者だったからといって解決策が出せるわけではないのですが。 まあ、そんなのが「皇帝的」とすらいわれる大統領の座についているのが運の尽き、ってことですかね。 2022年の大統領選挙の際にも「金融機関が貧乏人に高利で金を貸すのは正義ではない」とか言い出してまして。 かつ、去年の9月にも同様の話をしています。 どうやらイ・ジェミョン大統領は金融の歴史に革命を起こす模様です。 今回も「長期滞納者はぱっと借金棒引きにして、再出発させたほうがいい」とか言い出しているわけですね。 こちらもイ・ジェミョンの持論でして。 去年の大統領就任とほぼ同時に徳政令を言い出しています。 「モラルハザードとかどうするの?」って意見に対しては「そんなことはどうでもいい(大意)」との反論をしています。引用外。 ま、これが韓国にメガバンクが存在しない理由でもあるのですよ。 政権の都合のいいお財布になれってことですからね。 そんな状況下に置かれている金融機関が国際的な地位を築けるわけもなく。 いつまで経っても株式市場が先進国認定されないのも当然ってことです。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国で起きた「投票用紙不足」事態……なぜ起きたのか、そして周辺事情を見てみよう 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…