韓国国会のサッカー協会聴聞会 孫興ミンらの証人招致を撤回(聯合ニュース) 韓国の国会文化体育観光委員会がサッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会で1次リーグ敗退を喫し、批判が集まっている大韓サッカー協会に対する聴聞会を開催する問題で、代表主将の孫興ミン(ソン・フンミン、米ロサンゼルスFC)と黄喜燦(ファン・ヒチャン、ウルバーハンプトン)が参考人として招致する要請が撤回された。 2人は与党「共に民主党」の林五卿(イム・オギョン)議員が参考人として招致する予定だったが、林氏は10日、フェイスブックに「党の意見や選手たちの試合日程などを総合的に考慮し、参考人申請を撤回した」と明らかにした。 (中略) 聴聞会には大韓サッカー協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)前会長や洪明甫(ホン・ミョンボ)前監督らが証人として呼ばれる。洪氏は9日に声明を出し、聴聞会に出席する意向を表明した。 (引用ここまで) 韓国でこうしたスポーツ系の人物が国会に招致される場合、行われるのは吊し上げなんですよ。 あと文化系でも同様ですかね。 その最たる例が、かつて中日ドラゴンズにも所属したことのある、ソン・ドンヨルが招致された時でした。 ソン・ドンヨルは日本でいえば王・長嶋クラスの大物です。 「ソンさんが出るんだったら協力しなくちゃ」ってなるレベル、といえば分かってもらえますかね。 野球韓国代表の監督に就任した時も、「これで韓国代表は強くなる」って言われてたくらいでした。 ソン監督の下でなら挙国一致体制が取れたのですよ。 ですが、アジア体育大会での代表選定過程でひいきがあったのではないか、とされました。 まだ兵役免除を獲得できていない若手をわざわざ選んだのではないかとされたのですね。 国会では「謝罪するか辞任するか、ここで選べ!」って議員が言い出して、引責辞任に追いこまれたのです。 ひいきの証拠とかこれといってなかったんですけどね。 かつ、KBOのトップが国会でソン監督をかばわず、「テレビ中継で代表選手を決めた」とか証言したことで、ソン・ドンヨルのやる気がゼロになったとの話もあります。 あれ以降、韓国代表監督は専任ではなく韓国プロ野球の監督が兼任するようになって強化がろくにできなくなったのですね。 今回もその際と同じように糾弾されるでしょう。 ホン・ミョンボ前監督も、チョン・モンギュ前会長も。 そしてプレイヤーに対しても「なぜゴールできなかったのか!」みたいにして叩く気満々だったのでしょうけども、さすがに他の国会議員から「それはやめておけ」ってアドバイスがあったのではないかと思われます。 韓国の国会議員って再選がほとんどないんですよね。立候補できても選挙区も移動させられることが多いのです。 そんな中、職業的に国会議員になりたい、再選したいって場合はこうした「目立つシーン」で糾弾して、「成果を上げた!」って顔を売る必要があるのです。 それをソン・フンミン相手にやろうとしたのでしょうが。 まあ、やめておいて正解だとは思いますよ。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国で起きた「投票用紙不足」事態……なぜ起きたのか、そして周辺事情を見てみよう 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…