IAEA総長「韓国による日本の水産物輸入再開、技術的には安全問題ない」(聯合ニュース・朝鮮語) 国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシー事務総長が24日、韓国の環太平洋経済連携協定(CPTPP)加盟と結びついて取り上げられている日本水産物輸入再開の安全性問題と関連し、「技術的に問題はない」という立場を明らかにした。 (中略) 韓国が加盟を進めているCPTPPに関連して、水産物輸入規制の撤廃が日本側の交渉カードになる可能性があるという観測が出ていることについて、「国家政策と決定は各国の責任でIAEAが判断する問題ではないが、技術的観点から見ると、すべてが正しい方向に進んでいると考える」と述べた。 日本政府は20日、福島原発の放射能汚染水(日本政府名称「処理水」)の第20回放流を終えた。 韓国は福島原発事故以後、放射能汚染の可能性を憂慮して宮城県、茨城県など福島県近隣8県の水産物輸入を禁止しており、東京都、北海道など8地域の水産物には輸入時に放射性物質検査証明書の提出を義務付けている。 (引用ここまで) 先日、21回目となる福島原発の処理水放出を終えました。 ほとんど全国紙は扱わず、福島の地方紙がちょっと伝えているくらいですかね。 うちもIAEAのXでのポストで処理水放出を知ったほどです。 先月の20回目の放出後にIAEAのラファエル・グロッシ事務局長が訪日していまして、その後に韓国も訪問しています。 冒頭記事はその際のものですね。 グロッシ事務局長曰く「技術的には安全問題はない」ですが。 つまり、技術的なもの以外において「安全問題」が存在しているってことです。 イ・ジェミョン大統領本人からして「放射能汚染水放出は第2の太平洋戦争だ」って言ってましたからね。 んで、CPTPPへの加盟申請云々ですが、こんな報道が先月にありました。 【独自】韓国、TPP加盟申請へ 下旬に表明、日本支持(共同通信) 一目で「あ、これは観測気球だ」「日韓両方の政財界でどんな反応が返ってくるかを見るための報道だな」って感じたのでスルーしておきました。 特に「水産物禁輸に目をつぶって、日本政府が支持する」はだいぶあり得ない条件だったのですが。 まあ、おそらくは東北から「これは本当か!?」って反発を食らったってことなのでしょう。 この記事に曰く「下旬に表明」でしたが、報道は6月のことでした。 そもそもが「ルールベースの通商連合体」を掲げているCPTPPの原則破りですからね。 インドネシア、フィリピン、UAEとは予備協議がはじまったとのことですが。 インドネシア・フィリピン・UAE、TPP加盟交渉に向け予備的議論(日経新聞) 原加盟国が「ホントにCPTPPのルールを遵守できるのか」と疑問の声を上げているとのことでまずは交渉よりも前の「予備的な議論」。 韓国が申請しても、まずはここに引っかかるでしょうね。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国で起きた「投票用紙不足」事態……なぜ起きたのか、そして周辺事情を見てみよう 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…