韓国の大企業賃金、中小企業の2倍超…若者の就職遅れに影響(KOREA WAVE) 大企業の雇用は過去10年間、常用賃金雇用全体の約12%にとどまった。中小企業は2015年の43%から2024年に39%へ低下した。20代の大企業従事者割合は2ポイント減る一方、40~50代は約3ポイント増え、若年層の新規参入が難しくなっている実態が示された。 2024年の中小企業の月平均賃金は351万ウォン(約39万円)で、大企業の716万ウォン(約79万円)の半分に届かなかった。中小企業の賃金比率は2015年の43%から2024年に49%へ改善したが、名目格差は298万ウォン(約33万円)から365万ウォン(約40万円)へ拡大した。 格差は年齢が上がるほど大きい。20代では中小企業賃金が大企業の60%水準だが、50代では43%まで下がる。25~49歳の平均賃金差を単純計算すると、大企業に就職した場合、中小企業より生涯所得が10億ウォン(約1億1000万円)以上多いと推計された。 中小企業から大企業へ移る道も狭い。20代でも中小企業から大企業への転職は5~6%程度にとどまり、年齢が上がるほど低下する。 (引用ここまで・太字引用者) 韓国で中小企業と大企業(従業員300人以上)を比べると、ざっくり賃金は半分。 生涯賃金は10億ウォンの差が出る。 うんまあ……知ってたけど。 この記事の面白いところは別にありまして。 「25〜49歳の平均賃金差を考慮すると、生涯所得は大企業のほうが10億ウォン以上多い」って部分。 大企業でも中小企業でも25歳くらいにならないと就職できないし、49歳でほとんど退職しているってのを記事からもうかがえます。 30歳前後で就職して45歳で退職が「生涯賃金」の最短で、25〜49歳が最長ってところなんでしょう。 働けるのは15〜25年か。大企業で25年働ければともかくなぁ……。 それ以外にも── ・「大企業の雇用は全体の12%」 ・「中小企業から大企業への転職は5〜6%くらい」 ・「転職できる可能性は歳を経る毎に減っていく」 ・「20代の大企業への就職率は減っている」 以前に先進各国における大企業の雇用割合が数字で出てまして。 日本 40.9% アメリカ 57.7% イギリス 46.4% フランス 47.2% 韓国 13.9% OECD平均 32.2% この場合の「大企業」の定義はOECDの「従業員250人以上」なので、韓国の数字もちょっとだけ上がっています(韓国の大企業定義は従業員300人以上)。 この12〜13%に入らなかったら人生ほぼ詰み。 さらに人にうらやまれるような生活をしたいんだったら、売上上位500位ていどの企業に入る必要があるのですが、こちらは上位5%だけ。 上位5%。偏差値だけなら最低でも65〜6くらいが必要。 それだけやっても会社にいられるのは最大25年。それ以上に在籍したかったら役員になる必要がある。 役員になれる確率はおおよそ0.8%。 このきつい門の中に入れる20代はさらに減少中、か。 知ってはいたけどきっつい社会だな……。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国で起きた「投票用紙不足」事態……なぜ起きたのか、そして周辺事情を見てみよう 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…