1 名前:ばーど ★:2026/07/03(金) 18:44:20.53 ID:jj0vxkYS.net 東京・奥多摩で5月、死因は不明ながら遺体がクマにより食害されたと見られる事案が発生。隣の埼玉県でも2025年度には過去最多の172件のクマの目撃情報(前年度比64件増)があるなど、いまや日本全体の社会問題となっている、人里へ出没するクマ問題。 ■【画像】韓国では「建国の祖」…かわいい小熊のつぶらな瞳 しかし、そんなニュースを耳にした隣国・韓国の反応は──。 「“駆除されたクマはどう処理されているんですかね? 処分に困っているなら、安く輸入できないものでしょうか”という声が、一部の人から出ているんです」(全国紙社会部記者) この意外な反応の理由は、クマ本体ではなく、クマの“あるモノ”にあった。 「韓国では野生のクマがほぼ絶滅状態なのもあるのですが、“熊の胆(くまのい)”の需要が高いんです」(前同) “熊の胆”は、クマの胆汁を乾燥させたもののこと。整腸やアルコール分解の促進をはじめ、さまざまな症状に効果があるとされる漢方薬だ。 韓国だけでなく東アジア全域で、漢方薬への信頼は根強い。 元韓国国立公園・種復元センターの韓勲尚氏が発表した「朝鮮半島におけるクマの現状と復元プロジェクト」によると、韓国では他国への輸出を目的として、1980年代に中国、日本、東南アジアからクマを輸入し繁殖が試みられたことがあったのだという。しかし、計画は頓挫し、そのほとんどが国内で処分されたようだ。 「韓国、中国、さらに周辺国のベトナムやタイなど、多くの東南アジアの国々が“熊の胆”を求めて過剰な捕獲を行い、頭数を減らしています。特に韓国ではDMZ(非武装地帯)を除き、一度地域絶滅、その後は国のレッドリスト種として保護されている状態です」 そう話すのは茨城県自然博物館長であり、クマ研究第一人者の山崎晃司氏。韓国のDMZとは、北朝鮮との国境付近で、人が立ち入れないため自然が保たれているのだそうだ。 ■クマを「神」とあがめる国の苦悩 韓国ではクマの絶滅が危惧されている状況ではあるが、前出の山崎氏は、冒頭の「処分に困っている日本のクマを輸入したい」という声に応えることは難しいと続ける。 「ワシントン条約やその日本国内法の“種の保存法”の観点から強く規制されているので、簡単に輸出入するようなことはできないんです。一方で、韓国国内では野生の頭数を増やすべく、2004年から韓国国立公園が国家プロジェクトとして智異山にクマを再導入している事例はあるんですよ」 この智異山の“クマプロジェクト”とは、1980年代の商業目的のクマ輸入とは異なり、生態系の保全や、種の復元を図るためにクマを近隣国から持ち込むという試みだ。 「再導入に使われたのは主にロシア、さらに中国、北朝鮮から連れてこられた個体。自然繁殖も進み、2024年時点では89頭が確認されています。20年以上経った現在は、韓国国立公園庁は定着した個体のさらなる自然増加を待っている状態だと思いますね」 では、なぜ韓国がここまでクマの保護に力を入れているのか。自然生態系の改善に加え、文化的な価値も見出しているのではと山崎氏は分析する。 「韓国には『檀君神話』があり、クマへの信仰が強いという一面があります。これが保護に乗り出す理由の1つである可能性もありますね」 『檀君神話』とは、朝鮮半島に伝わる建国神話。その中で登場するクマは、人間になるべく試練を乗り越え、やがて神の子の妻となり、建国の祖を生んだ存在だ。 韓国では保護されている存在だが、ゆくゆくは日本同様に“困った存在”となる可能性があるという。 「実際に、導入された韓国のクマが山地から大きく移動して市街地に現れたという事例は確認されていますし、野生のイノシシによる獣害は、日本同様に報告されています。クマの頭数が増えていけば、韓国でも問題視される恐れはあると思います」 最後に、山崎氏は日本で“クマ問題”が深刻化した理由、さらに韓国で起こり得ることについて解説してくれた。 「高齢化が進み、山村を中心に人口が減っているという社会問題が大きな理由です。人のいない土地が増えたことで、クマが山から、かつての人里へ下りてきてしまった。高齢化は韓国でも懸念されている問題ですので、今後の推移には注意が必要でしょう」 今は日本では“駆除”、韓国では“保護”の対象であるクマ。今後は人口の増減やクマ頭数を踏まえ、共存の在り方を考えていく必要がありそうだ。 7/3(金) 11:00 ピンズバNEWS 引用元:…