韓国、生産性12%・物価23%上昇する間に…最低賃金は80%上がる(中央日報) 韓国の最低賃金が主要7カ国(G7)より大きく高いのに対し、労働生産性は平均にも満たないという分析結果が出た。 韓国経営者総協会が21日に発表した「2027年適用最低賃金調整要因分析」によると、韓国の最低賃金年換算額は購買力平価(PPP)為替相場基準2万7571ドル(税引き後)でG7平均の2万3390ドルを17.9%上回った。全労働者の賃金の真ん中に当たる中位賃金比の最低賃金の割合も60.5%でG7平均の49.3%より高く、経済協力開発機構(OECD)主要30カ国で9位にとなった。 これに対し生産性向上速度は最低賃金引き上げ幅に追いついていなかった。2015~2025年の10年間に最低賃金が79.7%急騰する間、消費者物価は22.9%上がり、1時間当たり労働生産性は12.4%の増加にとどまった。週休手当てまで含んだ法定最低賃金月換算額基準では引き上げ率が115.9%に達した。だが時間当たり労働生産性は2024年基準55.2ドルでG7平均の80.2ドルの68.8%水準にとどまった。 最低賃金が高いため最低賃金未満の労働者も増加している。法定最低賃金より少ない賃金の労働者の割合を示す最低賃金未満率は昨年12.4%で、2001年の4.3%の約3倍に達した。経総は小商工人10人中4人が月平均営業利益200万ウォン未満の点を挙げ、「現行の最低賃金月換算額209万6000ウォンすらまかなえない事業所が少なくない」と指摘した。 (引用ここまで・太字引用者) 去年までの10年間で最低賃金は80%上昇。 週に15時間以上働くと発生する週休手当(1日分の賃金がもらえる)を含めると115.9%の上昇。 その間に労働生産性は12.4%上昇……か。 でしょうね。 産み出す富はそこまで上がっていないのに、賃金ばっかり上昇している。 そりゃあ京紡などの韓国における最古の企業も工場ごとベトナムに移転しますわな。 一時期、ムン・ジェイン大統領(当時)からの「お願い」で国外脱出を躊躇していたのですが、最終的に紡績工場はすべて海外に脱出。 韓国国内でやっているのは不動産管理だけとなりました。 んー、最低賃金を上げるにしてももうちょっとなだらかに上げればよかったのにね、とは思いますが。 ムン・ジェイン政権での「経済政策」はすべて「まず最低賃金を上げる。そこからだ」ってなっていたのでダメでしたね。 2年でさくっと30%も上げてしまって、それでなくともきつい雇用がいまだにきついまま。 最低賃金で働いている労働者の割合(最低賃金影響率)も13%ほどになっています。 そして冒頭記事でいうところの最低賃金未満で働いている労働者も12.4%ほど。 あわせると全体労働者の4人にひとりが最低賃金、もしくは最低賃金未満で働いているって実態なのですね。 ……ひっど。 以前、従業員5人未満の事業所では労働基準法が適用されないって話をしましたね。 小規模な事業所、地方ではこんなもんなんですよ。 全羅南道とかだと、最低賃金未満の労働者は16%に達するって話です。 それでも労組は全国一律の最低賃金を守ろうとしているんだよなぁ……。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 サムスン電子のボーナスは6000万円! メモリ景気に沸く韓国!! 本当に韓国経済の景気はよいのか? 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…