韓国、G7「重要鉱物サプライチェーン安定化」に不参加…中国を意識か(中央日報) 15~17日(現地時間)にフランス・エビアンで開かれた主要7カ国(G7)首脳会議で、各国首脳は成果文書として「すべての人の利益となる、均衡の取れた包摂的で、持続可能な経済成長の回復」「未成年者のためのより安全なデジタル環境」など8件を採択した。韓国はこのうち7件の文書に参加した。ただ一つ例外だったのが「重要鉱物サプライチェーンの安定化」だった。韓国はこの成果文書への参加を見送り、「G7による重要鉱物の多角化と強靱なサプライチェーン構築の取り組みを支持する」との立場だけを表明した。 G7各国は「重要鉱物サプライチェーン安定網」の成果文書で、「われわれは、経済安全保障とレジリエンスを損なう重要鉱物および関連するデュアルユース品目に対する恣意的な輸出制限や報復措置を含め、市場原理に反する政策・慣行や経済的威圧が用いられていることに深い懸念を表明する」とした。その上で、「レアアースおよび永久磁石について、G7およびパートナー国以外の単一供給国への依存度を2030年までに60%未満へ大幅に引き下げ、その後も継続的に低下させ、可能な限り早期に50%を達成することを目指す」と明らかにした。 文書に中国の名は登場しないが、事実上、中国を念頭に置いた内容だ。世界のレアアース(希土類)採掘の60~70%、永久磁石生産の90%以上を中国が事実上独占している。このためG7首脳が成果文書で言及した「G7およびパートナー国以外の単一供給国」も中国を指しているとみられる。G7首脳は「恣意的な輸出制限」にも言及したが、中国は米国との貿易摩擦の中でレアアース輸出規制措置を講じたことがある。また「強制労働リスク」という文言も盛り込まれており、これは新疆ウイグル自治区を念頭に置いたものと解釈される。つまり、この成果文書は西側諸国を中心とするG7による「サプライチェーンの脱中国」宣言ともいえる。 これについて、韓国・対外経済政策研究院の鄭衡坤(チョン・ヒョンゴン)世界地域研究第1センター上席研究委員は、「韓国が参加しないことを決めたのは、中国との外交・経済関係を考慮したためではないか」と分析した。 (引用ここまで) 韓国がオブザーバーとして参加していたエビアンサミットで「重要鉱物のサプライチェーン強化」についての成果文書に参加しなかった、とのニュース。 特定国のシェアが60%を超えないように努力しよう、できるかぎり早期に50%以下にしようとしているのですが。 その特定国が中国を指し示すのは当然のこと。 2030年までにそうしたサプライチェーン強化を行おうとするものです。 まあ、でしょうね。 というか、今回のG7には招待国として韓国、オーストラリア、インド、ブラジル、エジプト、ケニア、カタール、UAEが参加しています。あとウクライナ。 このうち、署名したのはオーストラリアだけであると伝えられています。 招待国のほとんどは中国に対抗するには無理があるところばかり。 韓国も含めて。 しょうがないとは思われます。 ですが、韓国は虎視眈々と西側がやろうとしているレアアースのサプライチェーン強化に乗ってくるでしょうね。 虎視眈々とというか、スナック感覚で乗ってくるというべきか。 供給についての努力には関与せず、成果だけに乗ってくるというべきか。 現に署名はしなかったものの、「G7による重要鉱物の多角化と強靱なサプライチェーン構築の取り組みを支持する」とは表明しています。 中国からのレアアース供給が断たれるのは困るから賛成には回らないものの、G7主導のサプライチェーン構築が完成したらそっちにもいっちょ噛みする気満々ってことですわ。 ちなみに中国政府はこの声明に対して反発しているとのニュースも入ってます。 中国、G7「重要鉱物共同対応」に反発……「貿易秩序を損なってはならない」(聯合ニュース・朝鮮語) 中国外務省、高市氏の懸念表明に反発 G7声明も批判(時事通信) 高市総理が提唱したところが気に食わない。「目立つものである」って翻訳されているけど「目障りだ」くらいの言いかたですよね、これ。 おまえらが戦略物質化させてるのが問題なんだから、だまって受け入れろって話です。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 サムスン電子のボーナスは6000万円! メモリ景気に沸く韓国!! 本当に韓国経済の景気はよいのか? 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…