「韓半導体依存、サウジの石油よりひどい」···「超過税収シャンパン」警告したマクロ経済通(毎日経済・朝鮮語) チョ前院長は「半導体が先月全体輸出額で占める比重が40%を越え、株式市場でも時価総額の半分ほどを占める」として「サウジアラビアも石油依存度が高いが、石油の比重はここまで大きくはない」と話した。 彼は今年、韓国の実質国内総生産(GDP)成長率が2.5%を超える可能性が高いと見た。 中央銀行の韓国銀行(韓銀)は先月発表した修正経済の展望で、今年のGDP成長率の展望値を従来の2.0%から0.6%ポイント高めた2.6%と提示した。 チョ前院長は「国民が実際に体感するのは名目成長率」とし「今年は半導体価格上昇の影響で名目成長率が10%を越えることができるだろう」と話した。 中央銀行の韓国銀行(韓銀)によると、今年の名目GDP成長率が10%を超える場合、これは02年の11.0%以来24年ぶりのことだ。 ただしチョ前院長は急騰した半導体価格が「GDPデフレーター(名目GDPを実質GDPで割った値)」を押し上げると同時に経済全般に膨張圧力を拡大していると診断した。 (中略) チョ前院長は「半導体好況が永遠に続くのではないならば超過税収活用にも慎重でなければならない」と強調した。 マクロ経済政策の方向もやはり拡張より緊縮に重きを置くべきだと見た。 彼は「経済全体で見ればインフレ圧力が大きくなり成長率も高まっている」として「マクロ経済政策は景気が膨張する時は注意し収縮する時に浮揚することだが、今は景気を浮揚する時点ではない」と話した。 (中略) チョ元院長は韓国経済の最優先構造改革課題として労働改革を挙げた。 大企業・公企業労組の既得権が大きくなるほど青年と中小企業労働者がむしろ被害を受けかねないという理由からだ。 彼は「青年世代は低成長、資産格差、雇用不安を同時に体験している」として黄色い封筒法など最近の労働政策の流れに憂慮を示した。 続けて「問題は労働政策が親労働ではなく親労組に流れること」と指摘した。 法的定年延長議論に対して彼は「年功序列をそのままにして定年延長だけをするのなら青年たちが置かれた状況がさらに難しくなる構造にしかならない」と診断した。 また「定年延長の恩恵者は労組が強い大企業や公企業の既存職員であり、被害者はその中に入りたいが入れない青年たちになるだろう」と話した。 (引用ここまで) メモリ価格の急騰で韓国の名目経済成長率が10%超となるかもしれない、との予測。 ただし、それはけっして福音ではないともする分析ですね。 まあ……ねえ。 あ、楽韓noteでそんな話を書いています。更新報告をこっちでもしないとな。 そもそもメモリ製造が雇用を増やす類いのものではないこと。 現在の「メモリ好況」は単価の上昇であって、産業全体に波及していないこと。 若者の就職状況がきついこと。 結果として韓国経済全般は不況を克服できていないことなんかを書いています。 正直、地下鉄社内での物売りが復活しているって話には衝撃を受けましたよ。 これの詳細についてはシンシアリーのブログをごらんください。 半導体好況の韓国、もう一つの姿・・「地下鉄商人(違法の物売り)」が復活(シンシアリーのブログ) きっついなぁ……。 ごく限られた範囲内だけが好況。 そこからの波及効果はかなり限定されているのが目に見えています。 何度も「メモリ企業を別にしたらKOSPIは4100ポイントに過ぎない」といった話が出ているのはこうした理由があるのですよ。 韓国国内の情勢はなにも変わっていない。 産業構造も変わっていないし、売るものも変化していない。 ただ、作っていたものの単価が外部的な要因で異常なほどに膨れ上がっただけ。 ほんの3年前、メモリ部門巨額の赤字を計上していてサムスン電子は「6万電子」(株価が6万ウォンくらいでさまよっている状況)と揶揄されていました。 それがメモリの依存率がサウジにおける石油以上になっている。 異常なこととは思わないんですかね……。 個人的にもキオクシアやその他、半導体関連銘柄を持っていますが怖くてしかたないですわ……。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 「日韓協力は可能なのか」との話題を安保面から見てみる 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…