西小門事故前、列車運行の遮断は「不要」…特記事項の通知要請も無視(聯合ニュース・朝鮮語) 西小門高架車道に崩壊の兆しが現れ、事故が発生するまで作業現場の安全不感症で鉄道安全管理に空白が生じた情況が捉えられた。 (中略) 施工業者である興和は事故当日の26日午前8時18分頃、ソウル駅を訪ね韓国鉄道公社(KORAIL)と協議を進めた。 同日午前2時30分ごろ、西小門高架撤去現場で2.9センチの沈下が発生し、工事を中断してから約6時間後で、高架車道に対する診断作業の承認を受けるためだった。 鉄道運行安全協議とは線路と隣接した作業に対して施工会社側が時間・場所、内容、理由などを報告すればKORAILがこれを確認し承認する手続きだ。 ところが事故当日の協議書によれば興和は安全診断作業を「危険地域外作業(日常作業)」に分類しKORAILに報告した。 作業理由にも段差発生の事実は記載せず、「スラブ転倒防止設置」とのみ記していた。 高架車道の崩壊の可能性を勘案すれば、日常的なメンテナンスを意味する「日常作業」ではなく「遮断作業」として報告すべきだったというのが鉄道当局の判断だ。 遮断作業は列車が運行しないように線路を統制した状態で実施される作業だ。 だが、日常作業と報告され協議書の「作業前確認事項」欄で使用中止対象確認、支障列車確認、隣接駅長通知など安全措置は全て「必要なし」(-表示)として処理された。 使用中止は列車運行を一時遮断したり信号保安装置を止めることを意味し、支障列車確認は運行中の列車に影響を与えるかを点検する措置だ。 事故当日の午前から事故直前まで乗客を乗せた列車59台が高架下の鉄路を通っていた点を考慮すれば、必ず必要だった措置だ。 (引用ここまで) ソウルにある高架車道が撤去作業中に崩落し、3人が亡くなった事故が先日起きました。 まあ……いつものケンチャナヨで「ヨシ!」案件だったのですが。 それでもまあ、「崩落の兆し(道路面沈下)があったので作業を止めて安全点検」ってなったのは進歩……なんですかね。 その安全点検まで12時間放置。 かつ、ハーネス等もまったくせずに13人が登って崩落。 進歩……うーん。 んで、この高架車道は線路をまたぐ形のもので、列車運行中は撤去作業ができずに取り残されていたものです。 上の映像でもぽつんと取り残されているのが分かると思います。 沈下が確認された後に施工業者が韓国鉄道公社コレイルに「安全確認作業します」って連絡したのですが、その際に「日常作業」とだけ報告。 かつ沈下発生したことは報告せず。 結果、コレイルは「じゃあ、列車運行してもいっかー」として通常運行。 そもそもコレイルに「安全確認します」って報告したのが沈下が発生した6時間後。朝の8時過ぎ。 すでに始発列車が出たあとです。 でもって、崩落までKTXを含む181本の列車が件の高架道路の下を通過していたと。 ソウル西小門高架車道崩落、事故当日に列車181本が「現場の下」を通過(KOREA WAVE) ヒヤリハットどころの騒ぎじゃないな。 本当にただ単に運がよかっただけ。 10年前に福岡で大規模な道路陥没があった時には予兆が出た時点で警察、自治体に報告が行われて道路が封鎖されました。 停電等は起きましたが、犠牲者はゼロでした。 まあ……そうした即応体制が取れる国でよかったな、って思いますよ。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 「日韓協力は可能なのか」との話題を安保面から見てみる 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…