コレイル「統合高速鉄道の名前KTX…」老朽化した車両の交換費用の50%、国費が必要(イーデイリー・朝鮮語) 韓国鉄道公社(コレイル)がSRとの高速鉄道統合後、ブランド名をKTXに一元化することにした。 これにより、2016年のSRT開通以来、約10年間使用されてきた高速鉄道ブランドSRTは歴史の中に消えることになる。 KORAILは統合以後、運営体系の一元化と共に大規模な財務負担問題が核心課題だと見ている。 特に、2030年代初めに最初の退役時点を迎えるKTX-1車両交替のために、政府の50%水準の財政支援が必要だという立場だ。 (中略) KORAILは昨年末基準で22兆ウォン以上の負債を抱えている。 さらに、2004年に導入されたKTX-146編成が2030年代初めから順次期待寿命を迎え、大規模な車両交換費用が現実化している。 キム社長は「KTX-1はすでに22年を使い、2030年代初めには46編成を全て交替しなければならない状況」とし「単純交替だけでも5兆ウォン以上がかかる」と説明した。 (中略) 長期的には料金現実化の議論が避けられないという立場も示した。彼は「15年間、料金が一度も上がらず、財務的圧迫が相当だ」とし「いつかは料金問題を話すべき時点が来る」と予想した。ただし、「統合直後すぐに料金を上げるわけではなく、国民的同意と政治権・経済省協議が必要だ」と付け加えた。 (引用ここまで) フランスのTGVを直輸入、もしくはノックダウン生産されて韓国で「KTX」と名付けられたいわゆる「KTX-I」の車両寿命がそろそろ尽きようとしています。 2004年から運行されているので22年ほど運行中。 N700無印がまだ現役で走っているってところですかね。 N700Aに改造せずに、です。 KTX-Iはフランスからの輸入品なので韓国でのローカライズも難しく、席の回転すら許諾されなかったとのこと。 KTX-IIとなるKTX山川はそれらのフィードバックを活かして韓国国内で製造されましたが、裁判所から「欠陥列車」と認定されています。 専門家委員会からは「高速列車を作るには技術力が足りなかった」との指摘もありました。 実際の問題、KTX山川はひどかったなぁ。 楽韓さんが「揺れるしビビり音がやばい」って動画を上げたのもKTX山川でした。 集中動力方式なのでトルクがないのも実感できましたね。 で、KTX-Iの車両寿命が終わりかけなので、2030年代初頭までには新型車両を導入しなければならないのですが。 22兆ウォンを上回る負債を抱えているので、お金のかかる新型車両の導入が危うくなっています。 その大きな理由のひとつがKTXの運賃が2011年から1ウォンも上がっていないこと。 7000円だかでソウル−釜山間を2時間40分ほどで移動できてしまう。 「物価の優等生ですなー」とはなりませんね。 他の公共交通機関と同様、「国がポピュリズムに染まったままで値上げを認めない」のです。 1回認めなかったのでそれ以降、認めてしまうと国民からの受けが悪い。 しかも、15年間も上げてこなかったのでインフレ率と同じにすれば大幅値上げになってしまう。 ……どうするんですかね。 2023年末の時点で5大公社(韓国電力・韓国ガス公社・韓国道路公社・韓国鉄道公社・韓国水資源公社)の負債額は320兆ウォンを超えていました。 24年末には326兆ウォンとかだったので伸び率は鈍化していますが。 まー、すくすくと育っています。 いわゆる「D3」とされる公共機関負債(国地方含む)は1700兆ウォンを超えているそうで。 まあなんだ……がんばれ。 あのソウルメトロですら値上げできたんだ(ただし、大統領選挙終わりの狭間にさくっと。15円くらい)。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 「日韓協力は可能なのか」との話題を安保面から見てみる 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…