「半導体、過去最高の好況?」 他人事だ……庶民は破産に追い込まれた(韓国経済新聞・朝鮮語) クレジットカードの延滞額は2003年のカード大乱以後、最大水準に増え、銀行圏の不良債権規模も2019年以後最も大きい。 リスクも相変わらずだ。 戦争発の物価上昇で韓国だけでなく、米国の国庫債金利が連日最高値を更新している。 ウォン・ドル為替レートは年間基準で最高値を記録する可能性が高い。 低迷している内需と庶民の経済負担も大きい。 所得両極化を示す5分位倍率は今年第1四半期6.59倍で5年ぶりの最高値だった。 パク・スン前韓銀総裁は「半導体中心成長の陰で両極化と不均衡が激しくなるだけに、これに対する備えが必要だ」と指摘した。 (中略) 半導体「スーパーサイクル」に支えられ、今年の経常収支は昨年より2倍以上多い2500億ドルを記録する見通しだ。 しかし、半導体好況の果実が一部の高所得階層に集中するなど、庶民経済の体感景気は依然として冷たい。 (中略) 雇用労働部によると、今年第1四半期の正規職の月平均賃金は486万2000ウォンで、前年同期比3.9%上昇した。 だが、臨時・日雇い勤労者の賃金は176万7000ウォンで0.7%上がるのに止まった。 (中略) 29日、金融監督院によると、専業カード会社8社(三星・新韓・国民・現代・ハナ・ウリ・ロッテ・BC)の昨年末基準の6カ月以上の長期延滞額は4709億ウォンと集計された。 1年前(2561億ウォン)比83.9%急増した。 03年のカード大乱(6108億ウォン)以後、最大規模だ。 長期延滞額は事実上償還が不可能な悪性負債に分類される。 物価上昇と利子負担が累積した状況で、限界に追い込まれた債務者が急増したものと分析される。 中小企業と自営業者を中心に延滞が増えている。 (中略) 庶民の暮らし向きは今後さらに厳しくなるだろうという見方が多い。 当分の間、高金利・高物価・高為替レート基調が折られなければ脆弱借主の大規模延滞が現実化すると専門家たちは憂慮する。 歴代級証券市場好況の中で底辺経済を支える家庭・中小企業・自営業者が崩れるK字型両極化が深化する恐れがあるという指摘だ。 (引用ここまで) 半導体の好況でなにもかもがうまく回転しているかのように見える韓国ですが。 ……まあ、それ以外の業種は普通に不況のままです。 特に製造業は11ヶ月連続の雇用減少。 この数字は外国人労働者を含んだもので、韓国人だけにかぎって見てみると31ヶ月連続の雇用減少となっています。 雇用保険加入者27万人↑… 4ヶ月連続で20万人台増加(ニューシス・朝鮮語) 製造業減少税は11ヶ月連続減少税を続けた。先月には8000人減り減少幅もさらに拡大した。 特に内国人加入者に限ると2万3000人が減少した。製造業内国人減少は2023年10月から31ヶ月目続いている。 (引用ここまで) 雇用は経済動向から遅れてくる遅行指数であるとされていますが。 半導体好況がはじまってから半年以上が経過しています。 そもそもが半導体自体が「好況だから人を雇おう!」ってなる業種じゃないですしね。 それもメモリの単価が上昇しているだけなので、搬出される量とかが増えているわけでもない。 運搬とかにもこれといって影響は出てないでしょうね。 さすがに一介のサラリーマンが7億ウォンの年俸をもらっているってことならあるていどのプラス効果はあるかもしれませんが。 限定的が過ぎるんだよなぁ。 実際、保険を解約している中間層や下層が増えているとのこと(引用外)。 目の前の現金が必要になっている、ってことなんですよね。 そして、目の前の現金を用意できなかったので借金を延滞している韓国人が増えている、と。 以前にも語られた「K字型不況」がさらに伸びているってところ。 クレジットカードの長期延滞率が2003年以来の増加を示している。 2003年の際はいわゆる「カード大乱」で消費がめっためたになったものでした。 あの時も韓国国内の内需はキンッキンに冷えてさんざんな状況が続きましたが、それと同じレベルの寒さになろうとしているってことです。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 「日韓協力は可能なのか」との話題を安保面から見てみる 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…