米財務長官と会談した李在明大統領、韓米通貨スワップ締結を提案(朝鮮日報) 李在明(イ・ジェミョン)大統領は13日、米中首脳会談に先立ち両国間貿易交渉のため訪韓した米スコット・ベッセント財務長官、中国・何立峰国務院副首相と相次いで会談した。この日の会談は、14日に中国・北京で開かれる米中首脳会談に先立ち、両国が通商上の懸案を最終調整する場として韓国を選んだことで実現した。 李大統領は13日午前、青瓦台(韓国大統領府)でベッセント財務長官と会い、「最近の不確実性が拡大した状況でも韓米両国の経済が安定的な姿を示している」「両国が緊密にコミュニケーションを取りつつ協力関係をさらに強化すべき」と述べたという。姜由楨(カン・ユジョン)青瓦台首席報道官が伝えた。李大統領は経済・技術分野や重要鉱物に関する協力強化へ言及しつつ、特に外国為替市場分野における協力については韓米通貨スワップ締結を取り上げた。昨年合意した対米投資が来月から本格化した場合に生じかねない外貨不安を解消するための措置だ。 (中略) 李大統領は、ベッセント長官との会談に先立ち何副首相と会談した。昨年11月と今年1月に行われた韓中首脳間相互国賓訪問を通じて、両国関係が全面的に復元されたと述べつつ「時代変化と歩調を合わせ、両国国民の民生に寄与する方向で協力をさらに拡大しよう」と語った。 (中略) 今回の米中首脳会談では、関税やフェンタニルなど両国の懸案が主に話し合われる見込みだ。中東、台湾などと共に北朝鮮問題も取り上げられる可能性がある。ただし、13日実施された李大統領との会談席上で、北朝鮮関連議論はなかったと青瓦台は伝えた。 (引用ここまで) アメリカのベッセント財務長官と、中国の何立峰国務院副首相が韓国で会談を行いました。これ自体は既報。 米中の閣僚会談がソウルで行われたのですが、米韓、および中韓の閣僚会談はなし。 両者ともにイ・ジェミョン大統領を表敬訪問したのみに終わりました。 一応、表敬訪問の場にベッセント長官のカウンターパートとなるク・ユンチョル企画財政部長官もいたとのことです。 で、その表敬訪問の場でイ・ジェミョンがベッセント長官に「米韓通貨スワップ協定を締結してほしい」と述べたとのこと。 なんというか……粘りますね。 放漫財政を地で行くイ・ジェミョン政権にとっては、財政が破綻しないって裏付けがほしいのです。 通貨スワップ協定の中味には触れていませんが、イ・ジェミョンとしては「無制限・無期限のスワップ協定を結びたい」ってところでしょうね。 日本をはじめとした先進国と同じ扱いを受けるべきだ、と。 これはイ・ジェミョンの持論でもある「ウォンはもはやハードカレンシーとしての扱いを受けるべき」って話の背景でもあるのですが。 ハードカレンシーであれば、いくら財政をゆるめても大丈夫だって気分なんですよ。 ちなみに韓国ではハードカレンシーのことを「基軸通貨」って呼んでます。 「基軸通貨国であれば放漫財政やりたい放題だ!」 「先進各国はGDP比とか関係なく財政出動している」 って話をイ・ジェミョン政権は幾度となくしています。 「だから、(もはや先進国である)韓国も問題ない」としているんですが。 EU、イギリス、カナダ、日本、スイス、アメリカは相互に無期限・無制限の通貨スワップ協定を結んでいます。 その環の中に入ることで財政出動を容易にしたいって話しなのですね、これ。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 「日韓協力は可能なのか」との話題を安保面から見てみる 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…