
1: 匿名 2026/05/05(火) 19:51:24.86 ID:??? TID:gay_gay 高学歴の親は自身の経歴を子供に投影し、過剰な期待をかけがちだと言われる。それは祖父母世代も例外ではない。「自分の血を引いているのだから」という感覚は、一世代を超えてもなお根強く残りやすい。しかし、「自分が高学歴だったら、子供もそうなると考えるのは間違いです」と言うのは、遺伝子医学に詳しい岡博史医師だ。 「遺伝子は、親から子へ完全にコピーされるわけではありません。子供は両親からそれぞれ遺伝子のパーツを受け取り、それがパズルのように組み合わさっていく。仮に父母ともに学力優秀な遺伝子のパーツを持っていたとしても、組み合わせ次第では打ち消されてしまうこともあります。そのあたりは運の要素も含まれるので、親の能力がそのまま遺伝されると考えるのは早計です」(岡医師・以下同) 世間に根強いこんな俗説も、「必ずとは言い切れない」と続ける。 「知能に関わる遺伝子がX染色体に多く、それが母親由来であることから、しばしば『頭の良さは母親から遺伝する』と言われます。しかし近年、20万人以上のゲノムデータを用いた大規模解析により、知能関連遺伝子はX染色体だけでなく全染色体に広く分散していることが確認されました。子供の知能は『両親から50%ずつ受け取った遺伝子の組み合わせによって決まる』と考えたほうがいいでしょう」 もちろん、学力は遺伝だけでなく環境の要因も大きい。 「環境といっても、家庭環境を指す『共有環境』と、学校での体験や個人的な読書など親と共有されない『非共有環境』の二つがあります。子供により大きな影響を与えるのは非共有環境の方で、共有環境の効果は12才前後でほぼゼロになる。つまり、子供や孫に何かしてあげたいと思うなら、12才までが勝負と言えるかもしれません」 一方で、アスリートの“二世選手”などが親と同じ道で成功を収めたりと、遺伝の影響が感じられるケースもある。遺伝は“教科”によって差があるという。 「運動神経や音楽の才能が遺伝しやすいことは、感覚的に理解しやすいと思います。実際その通りで、芸術・音楽・運動能力は70~80%が遺伝すると言われています。実は、算数・数学も同じくらい遺伝の影響が大きい。一方、国語や外国語などの文系科目は50~60%程度だと言われています。半分ぐらいの人は、親が文系的に優秀でも遺伝しにくいのです」 こうした遺伝子の背景を理解できず、子供に自分と同じ難関校の受験を勧める親が少なくない。まずは、自分の子供の特性を理解することが重要となる。新しいものへの好奇心や理解度の早さ、壁にぶつかった時の向き合い方??そういった総合的な振る舞いをきちんと注視していれば、子供の特性は早い段階で見えてくるはずと岡氏は言う。 詳しくはこちら >>…