1. 匿名@ガールズちゃんねる たとえば、上司がこちらの希望を汲み取って人事異動をいいように取り計らってくれるはずと信じていたのに、なんで自己主張の激しい同僚の希望が通って、自己主張せずに与えられた仕事を忠実にこなして貢献してきた自分の希望は通らないんだ、なんでこんなことになるんだ、という思いが込み上げ、感情爆発につながっていく。 あるいは、恋人とのデートの前日から体調が悪かったのだが、せっかくのデートだからと無理をして出かけた。 相手は体調不良について何も聞かされておらず、とくに体調に関心を向けていないため、いつもより食欲がないかなと思いつつも、予定変更までは思い至らない。 そうした状況において、本人の中では、恋人ならこちらの様子にもっと気づいてくれてもいいのに、なぜ気づいてくれないの、といった不満が膨れあがり、感情爆発につながっていく。 このような構図には、日本独自とされる甘えの心理が深くからんでいる。それが、すねたりひがんだりして、相手に嫌みを言ったり無視したりといった攻撃的態度につながっていく。いわゆる甘え型の攻撃性である。 甘え理論の提唱者である土居健郎は、甘えの心理的原型は乳児期に求められ、「甘えの心理は、人間存在に本来つきものの分離の事実を否定し、分離の痛みを止揚(しよう)しようとすることであると定義することができる」(土居健郎『「甘え」の構造』弘文堂)という。 つまり、親と子といえどもけっして一心同体ではなく、切り離された別々の個体だという厳然とした事実を受け入れがたく、一体感の幻想にすがろうとする心理が甘えの基礎になっているというのである。 2026/04/30(木) 00:09:18…