
1: 七波羅探題 ★ 2026/03/26(木) 07:21:08 ID:Pb9lkQEU9 ■ 西新井「駅ホームのラーメン屋さん」消えゆく 電車に乗る前に、駅ホームでサッとラーメンを1杯。 東武の駅ナカグルメの象徴であった「西新井らーめん」が3月末をもって閉店する。 1968年(昭和43年)に開業した「西新井らーめん」は、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の3・4番線ホーム上で、変わらずラーメンを提供し続けてきた。 こういったホーム上の立ち食い店舗がそばを提供するなか、なぜか西新井駅では、醤油ラーメンを提供し続けてきたのだ。 西新井駅はいまも3万人以上の乗降客で、朝晩・日中を問わずにぎわっている。 にもかかわらず、西新井駅らーめんは、なぜ閉業しなくてはいけないのか? まずは、半世紀以上も続いた一杯の醤油ラーメンを味わったうえで、「ホーム上の駅そば・駅ラーメン店」の今後を考えていこう。 ■ ストレート麺に、シンプルな醤油スープが合う! 何十年も通い続ける常連客の方によると、その味はいまも変わらないという。 やや黄色みのある中太のストレート麺と、しっかり出汁がきいた醤油ベースのスープの相性は抜群によく、長年食べていても飽きることがないそうだ。 チャーシューやメンマもあっさり目の味付けで、全体的にバランスが取れているとのこと。 「うまい!」と衝撃を受けることはないものの、気が付いたら食べたくなる「飽きがこない味」だ、と力説していた。 さらに、オプションで頼める白ご飯が「チャーシュー・漬物付き」であり、ここにチャーシュー麺のスープを少しだけかけると美味い。 また、たまに胡椒を強めに振ると違う味わいになるそうだ。 驚くのは、ラーメン店にしては提供が異様に速い。 30秒ほどで出てくる駅そばのように茹で置きができないにも関わらず、提供時間は1~2分ほど。 よく見るとトッピングが周囲に効率よく並んでおり、麺を湯切りしてからのトッピング作業が、まるで魔法を見るかのような美しさで進んでいく。 なお、昭和の時代の新聞を見ると、このラーメンを食べている途中に、鉢ごとそのまま乗車してしまう客もいたのだとか。 客は食べ終わった鉢を車内に置き、回収した車掌や駅員が西新井駅まで持ってくる、という不文律のシステムがあったという。 今なら「車内で熱々のラーメン」など考えられない時代だが、それだけ西新井らーめんが、当時の伊勢崎線にとって欠かせない存在であったのだろう。 なぜ西新井駅でホーム上のラーメン店が繁盛するのか? その理由は、この駅が「足立区最大級の乗換・接続ターミナル」であることにほかならない。 まず鉄道は、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の普通列車・急行列車が停車する。 ここで、通常なら北千住駅などで日比谷線・半蔵門線直通の列車に乗り換えるところを、西新井駅で乗り換えれば、待ち時間でラーメンを食べることができる。 かつ、上り電車なら北千住で着席を待つより、手前の西新井で乗り換えて北千住で乗客が入れ変わるのを待つ方がよいという。 ここに、たった1駅で終着とはいえ、大師線乗り換え客が加わり、西新井駅では人が絶えない。 さらに、意外と多いのが「都バス(王40系統)乗換」だ。 西新井駅から京浜東北線 王寺駅、山手線 池袋駅に向かうこのバスは「1日2万人以上」と都営バストップの利用があり、都心部に向けて南北(タテ)に向かう東武・JRなどを東西(ヨコ)につなぐとあって、ショートカット移動の手段としてかなり利用される。 バスは日中でも1時間10本近く運行しているため、1~2本遅れたところで待ち時間は延びない。 (中略) ■ 気になる「春日部のホーム上のラーメン」どうなる? ここで気になるのは、同じ東武鉄道のアーバンパークライン(野田線)春日部駅ホームにある「東武らーめん」だ。 春日部市が舞台の漫画「クレヨンしんちゃん」がプリントされた柱を抜けると、大勢の人々がカウンター上で「コロッケラーメン」などを啜っているが、すでに駅高架化の工事が始まっており、今の店舗が将来的に閉店となることは間違いない。 しかし、この店舗を運営している「東武食品サービス」(東武グループ)は、すでに東武らーめん店名を商標登録している(登録番号:第6091713号)。 閉店したとしてもホーム上か、そうでなくてもコンコースなどで復活することを期待したい。 いずれにせよ、ホーム上のそば・ラーメン店は「食べるなら、店があるうち」。 トラベルWatch 1968年オープン「西新井駅らーめん」消えゆく。全国の「ホーム上の駅ラーメン・そば」存続は難しいのか? 電車に乗る前に、駅ホームでサッとラーメンを1杯。東武の駅ナカグルメの象徴であった「西新井らーめん」が3月末をもって閉店する。トラベル Watch 3月26日 06:00…