
1: 七波羅探題 ★ Pb9lkQEU9 2026-03-26 08:11:46 毎日新聞最終更新 3/26 05:00 「CASE」。2016年のパリモーターショーで当時、独ダイムラー(現メルセデス・ベンツグループ)の最高経営責任者(CEO)だったディーター・ツェッチェ氏が初めて唱えた造語だ。ネットにつながる車(Connected)、自動運転(Autonomous)、シェアリング(Shared&Services)、電動化(Electric)の波が、自動車産業に「100年に1度」の変革をもたらすとして注目された。 それから10年。人々の車への意識はさらに変わりつつある。これまでの「クルマ」を超えた先には何があるのだろう。現場を探った。 英国人動画クリエーターのタヤビ・アリアさん(39)は1月中旬、柔らかな日差しのもと車のハンドルを握っていた。東京都世田谷区にある「コヤマドライビングスクール二子玉川」の教習車だ。 長野に家を買って引っ越すというアリアさん。「地方は車があると便利だから」。もっぱら妻の運転だった愛用のマツダ車で、雄大な信濃路をドライブするのが楽しみだという。 「免許は取るけど……」 一方、校内ではこんな声も聞こえた。 「就職先で免許が必要なので。仕事でいらなければ教習には来なかったです」。そう話す大学4年の女性(22)は、住んでいる都内の実家に車はあるものの「たぶん自分では運転しない。近場なら電動アシスト自転車で事足ります」。友人の半数は免許を取ったが、多くは身分証代わりだという。 警察庁などの統計によると、20〜24歳の運転免許保有者数は24年に約451万人。1999年の約727万人から四半世紀で4割近く減った。保有者は同世代の人口の7割ほどだ。35歳から64歳までの各世代では9割以上が保有しているのに比べると、いくぶん開きがある。 「昔は18歳になったらすぐ免許を取ってましたよね。『車がないとデートができない!』って」。教習指導員として10年以上にわたり教習生に接してきた中島由祐子指導係長は、青春時代を懐かしむ。 コヤマでは90年代に独BMWなどの輸入車をベースにした教習車を導入した。ホンダのプレリュードやトヨタ自動車のソアラが“デートカー”として人気を集めた時代だ。ひと味違う「憧れの外車」に乗れるとあって、教習生の獲得に一役買ってきた。 外国人教習生が増加 ただ、最近では… ※以有料記事…