政府は16日、石油備蓄を放出した。イラン情勢で高まる供給不安を和らげ、経済活動に不可欠な石油製品の流通を安定させる。ロシアのウクライナ侵攻が始まった2022年以来、4年ぶり。民間備蓄の15日分を先行させ、3月下旬から国保管の1カ月分も出す。国際エネルギー機関(IEA)も、加盟国による過去最大規模の石油備蓄の協調放出が近く始まると発表した。 一方、15日のニューヨーク原油先物相場は上昇し、指標となる米国産標準油種(WTI)が一時1バレル=100ドルを超えた。 日本政府は16日付の官報で民間分の放出を告示した。…