1. 匿名@ガールズちゃんねる 「今日があの子との最後の面会になるかもしれない」。2025年9月、奥本浩幸さん(66)と妻の和代さん(64)は、福岡拘置所で死刑囚として勾留されている長男(37)との面会に訪れた。夫妻は毎日、死刑執行のニュースに怯えながら生きてきた。 「兄が殺人鬼と呼ばれようとも、僕にとってはたった一人の兄なんです」。奥本さん夫妻の次男、隆嗣さんも20歳の時に死刑囚の家族となった。兄が死刑囚であることを理由に2度も結婚が破談になり、恨んだこともあったが「事件から逃げずに向き合うことが僕の償いです」と実名、顔出しでの取材に応じた。 建設会社で土木作業員として働いていた章寛は2010年3月、宮崎市の自宅で生後5か月の長男の首を絞めて殺害。さらに妻と、同居していた妻の母をハンマーで殴って殺害した疑いで逮捕された。 章寛の犯行の直接のきっかけは、以前から度重なる叱責を受けていた義母から何度も頭を叩かれ、地元の人たちを差別的な発言で見下されたことだった。求菩提の人たちは「奥本章寛君を支える会」を立ち上げ、一審で下された死刑の減刑を求める嘆願書を作成し、約5000筆を集めて最高裁に提出した。 2014年10月、最高裁は章寛に死刑判決を言い渡した。被害者遺族の男性が二審判決後に事件に至る経緯を鑑み「死刑と決めないでほしい」とする異例の上申書を最高裁に提出していたが、考慮されることはなかった。 息子の死刑判決が確定した。最高裁から出てきた浩幸さんは支援者に頭を下げ、涙を拭っていた。 2026/03/14(土) 10:01:39…