在韓米軍と日本による対中訓練に韓国は抗議、韓半島の激動を予告か【2月21日付社説】(朝鮮日報) 在韓米軍は18-19日に西海の公海上でF16戦闘機、戦略爆撃機、偵察機など数十機による大規模訓練を行い、これに中国人民解放軍が出撃したため米中の戦闘機が一時西海で対峙した。ほぼ同じ時期に、米空軍と日本の航空自衛隊は、西海の南に位置する東シナ海で4機の米戦略爆撃機と11機の航空自衛隊戦闘機による訓練を行っていた。米国はこの大規模訓練の計画段階で韓国軍にも参加を打診したという。しかし韓国軍はこれに応じなかったため、米国は韓国に訓練の具体的な内容や場所について伝えず、日本とのみ訓練を行ったのだ。 在韓米軍による西海での訓練は、米国が強調する「戦略的柔軟性」、つまり北朝鮮の挑発抑止は韓国軍が担当し、在韓米軍は中国抑止に集中するとの方針に基づいている。 (中略) 米空軍と日本の航空自衛隊訓練に参加したB52戦略爆撃機は在韓米軍の西海訓練にも参加した。在韓米軍と日本の航空自衛隊は事実上の連携訓練を行ったのだ。 中国は西海上の韓国防空識別区域にこれまで何度も無断で侵入してきたが、韓国空軍は中国を意識し西海では長距離訓練をほぼ行ってこなかった。ところが今回、在韓米軍が西海で大規模訓練を開始した。米国は西海での訓練に際して韓国に訓練の実施のみを伝え、その具体的な規模や目的などは説明しなかったため、韓国軍当局が抗議する事態にまで発展した。 李在明(イ・ジェミョン)政権は在韓米軍について「中国けん制」ではなく引き続き北朝鮮への対応に限定するよう望んでいる。そのため今後も在韓米軍は韓国を除外して日本と連携し、中国に備える訓練を行うことがごく日常になる可能性も考えられる。訓練が行われるのは西海とそのすぐ南の東シナ海だが、韓国がその内容を把握できない事態も繰り返されるだろう。 韓国が周辺国の紛争に巻き込まれることを望む国民は1人もいない。しかし中国が台湾を侵攻すれば韓国にもその火の粉は必ず降りかかるため、在韓米軍はそれに備えている。これは韓国が阻止できるものではない。 (引用ここまで) 去る18日から19日にかけて韓国がいうところの西海、黄海海上で在韓米軍のF-16が戦略爆撃機であるB-52の護衛として訓練を行ったとのこと。 中国の防空識別圏に近づいたとのことで、中国側がスクランブルをかけてきて米軍機と中国軍機が対峙する事態になったそうですわ。 在韓米軍機を含んだ訓練は公海上で行われたので、中国にどうのこうのいわれる性質のものではないのですが。 韓国政府がアメリカに抗議をして、訓練は中断されたと。 さらに16日から18日にかけては日本海上、および東シナ海で航空自衛隊と米空軍機の訓練も行われ、こちらには空自のF-2、F-15と米空軍のB-52が参加しています。 空自と米軍、日本海・東シナ海で共同訓練(航空新聞社) B-52を伴う訓練は去年の年末にも行われています。 こちらは日本海上で空自のF-35とF-15、およびB-52が訓練を行ったものです。 空自機と米爆撃機が訓練 中ロけん制か、前日に共同飛行―防衛省(時事通信) まあ、どこを見据えてのものかは言うまでもないですかね。 今月16日〜18日の日米合同訓練については韓国空軍も誘われていたとのことなのですが、韓国側が応じなかったために日米だけで行われたと朝鮮日報は報じています。 ……でしょうね。 ユン政権時代はそれなりに日米韓の合同訓練は行われていたのですが。 イ・ジェミョンが大統領になってからこっち、在韓米軍を追い出すための合い言葉である「自主国防」を何度も口にしています。 イ・ジェミョンは在韓米軍が「対北朝鮮以外の役割を担おうとするのは迷惑」であるし、「韓国は外国軍隊の力を借りることなく北朝鮮に対応できる」とも述べています。 要するに「在韓米軍なんていらない」って言い切っているも同然。 これが現在の韓国における国家元首なのです。 なので朝鮮日報とかがこんな風に「せめて備えるだけはしてくれ」「台湾有事で韓国だけが戦火から逃れる方法などない」って懇願するかのようにしても……まあ、変わらないでしょうね。 それにしても「黄海で訓練をしていた米軍に、韓国政府が抗議」……か。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 成果がないのがいい成果? 韓国大統領イ・ジェミョンの訪中、訪日外交の成果をチェックしてみよう 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…