1: 湛然 ★ VncbZyUk9 2026-02-05 06:36:06 2026.01.29 17:35 31,611 ロスレスとMP3ってどのくらい差があるんだ? 専門家に聞いてみた 2024年4月12日の記事を編集して再掲載しています。 「音楽聴くなら絶対ロスレス音源がいいよ? MP3より音がいいから」なんて、一度は聞いたことがあるようなセリフです。 データ容量をギュっと縮めた圧縮音源であるMP3。データ圧縮時の劣化を最小限に留めた、または圧縮していないロスレス音源。 なるべくロスがない方がサウンドクオリティがいいのは事実です。ロスレスがアーティストが意図する生の音に近いのも事実です。…事実なのですが、やっぱり言わずにはいられません。 その音、聴き分けられるの? 圧縮音源とロスレスの差って、フツーの人が聴いてもわかるのかい? 少々古い話で恐縮ですが、2014年に米Gizmodoが読者アンケートをとっていました。質問は「ロスレス音源とMP3の違いを聴き分けられるのか?」。 コメントしてくれた読者380人の正解率は56%。2択なので、その正解率はほぼランダムで選ぶのとほぼ同じ。 ■ロスレスとMP3 ロスレスとMP3の主な違いはファイルサイズです。 ロスレスは、例えばWAVファイルのように、スタジオで録音した音楽データと同等のファイルサイズになります。非圧縮音源といわれます。ロス=失われるものはありません。失うものがない代わりに差し出すのはファイルの重さ。インターネットにアップして共有するには、ファイルサイズがとても大きいのです。ロスレスには劣化を最小限に留めて圧縮する可逆圧縮音源というものもあり、これは圧縮を解くことができます。ただ、これだってファイルサイズが小さいとは言えません。 一方、圧縮することでデータが一部失われるMP3には、軽いという利点があります。 ■専門家に聞きました BBCラジオコンサルタントで音響博士号を持つTony Churnside氏に、ロスレスとMP3について話を聞きました。 「(音の)圧縮は、人間の耳ではうまく聴き取れないデータを捨ててしまうようデザインされています。なので理想としては、圧縮で劣化した部分は誰も聴き取れないのですが、中にはその差を聴き取れる人もいます」 ちなみに、 Churnside氏がお仕事で主に使うのはロスレスファイル。でも「こっちの方が音がいいから!」なんて単純な理由ではありません。オーディオエンジニアの仕事には、聴く目的以外でも高音質データが必要だからです。 「オーディオエンジニアが扱うオーディオフォーマットは、誰も聴こえないレベルよりもずっと高い品質のものなんです。なぜかというと、オーディオエンジニアリングには数学的処理や信号的処理がつきものだからです。そして、そのプロセスが音質劣化につながる可能性があります」 オーディオエンジニアは、MP3音源がWAV音源とほぼ同等に良くなるよう、日々お仕事しているのです。 ■luetooth使ってる? 音楽鑑賞といっても、聴き方は人それぞれ。趣味のハイエンド音響システムに高級ヘッドホンを使う人もいれば、スマホからBluetoothでイヤホンに飛ばして電車の中で楽しむ人もいるでしょう。 Bluetooth…。そう、例えロスレス音源を聴いていても、Bluetoothを介してしまえば、どんな高音質だろうと圧縮されてしまうのです。 つまり、Bluetoothを使ってイヤホンと音源を接続する派の人は、ロスレス音源にこだわったってしょうがないってこと。最近の調査では、音楽を楽しむ68%の人がBluetoothのヘッドホンやイヤホンを使用しているという結果があります。となると、多くの人にとって、ロスレスオーディオは意味を成しません。 ■「ロスレスの方がいいよ」が広まってしまった理由 いいことはいいのだけど、フツーの人にとってはほぼ関係ない(聴こえない)話。それなのに、ロスレスオーディオ絶対勢がいるのはなぜでしょう。 それはファイルサイズとネーミング。MP3の方がファイルサイズが圧倒的に小さいことで、失ったものが数字でわかりやすい状態になっています。さらに、失われたものがないという意味のロスレスという名前によって、MP3は失ったものがあるという印象が強まっています。 (※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。) author Maxwell Zeff - Gizmodo US [原文] ( そうこ )…