翌年の夏頃からまた視線を感じるようになり、ふっと見ると窓の隙間の暗闇から目が見えるようになった。 恐くてなんとかしたくて、弟の水鉄砲に洗剤水を入れて、いつでも戦えるように準備をしだした。 ある日、自転車が停まる音が聞こえ、氏角に隠れ・・・洗剤水を辺りかまわず打ち込んだ(二丁拳銃で) うわぁ!という声と共に、人が落ちる音と自転車が倒れる音がした。(荷台を足場にして見ていた模様) それでも懲りないようで、2日おきくらいに来るようになった。 その頃には相手も楽しんでいるのか、わざと自転車を停める音を聞かせたり、気が付かないと咳払いを したり・・・洗剤水洗剤原液ハイター水キッチンハイター原液と水鉄砲の中を強力にしても、来るし ハイター原液の日には、片言で「メガネアルヨ」と言われ、恐さと悔しさで決意した。 考えると恐ろしい事だけど、次の決戦に備え、網戸を外しライターと頃虫剤を準備して待った。 やって来た火、迷わず家の窓だけは燃やさないようにいつも覗かれる窓下に隠れ、簡易火炎放射器を 噴射した。すかさず窓から覗くと服を脱いで、それで頭についた火を消しながら、自転車で逃げ去った。 数日後、母親から「Aちゃんのお父さんが、先週変質者に火をつけられて頭に火傷したんだって。 明るくても4時以降は1人じゃ外に出ちゃだめよ」と注意された。…