1: 匿名 2026/01/18(日) 11:37:46 「どう見ても、兄貴のほうが大きい」今思い出しても腹が立つ…石原良純(63)が“お正月のお年玉”に感じた『石原家の兄弟格差』 | 文春オンライン 眠りを妨げれば雷が落ちる父、新聞運びと乾布摩擦から始まる石原家の正月。神聖なお年玉の儀式の裏で、次男・石原良純が今も忘れられないのは「兄だけ大きい」袋への違和感だった。石原家に潜む兄弟格差を、石原良…文春オンライン 一般紙五紙とスポーツ紙三紙。新聞を両腕いっぱいに抱えながら、寝室の重たい扉を少し開いて中の様子を窺う。大きな窓のカーテンがほんの少し開かれているだけで、外から真昼の光が室内を明るく照らし出す。 まずは、カーテン開け。左右全部を、きちっと開けないと怒られる。次に、乾布摩擦の手伝い。ベッドに腰掛けた親父の背中を、亀の子だわしで力強く、長いストロークで擦る。手を抜けば、また怒られる。台所のジューサー・ミキサーの音が鳴り止んで、母親がリンゴとニンジンのジュースを持って来るまで、従順に親父の身の回りの世話に勤しんだ。 親父が起きなければ庭にも出られず、声も出せない。起きたら起きたで、次々に用事を言い付けられる。子供の僕等は、滅多に顔を合わせない親父が、ずっと家にいなけりゃいいと、確かに思っていた。 それでも一年に一度だけ、新聞を運ぶのを心待ちにしている日があった。それは、正月元旦。 「良純君、おめでとう」。皆の前で一人ずつ名前を呼ばれて、お年玉は手渡される。のし袋に筆で書かれた、左利ききの親父独特の文字。冬晴れの空の下、キラキラと輝く逗子の入り江。それは、新年にふさわしい、神聖な儀式のようにも思えた。 だが、あのお年玉の大きさだけは、今思い出しても腹が立つ。どう見ても、兄貴のだけ大きなお札が入っていたに違いない。年齢に応じて四段階というのなら、それでも結構。ではなぜ、僕と弟達は同じ大きさの袋だったのか。“長男の親父”と“長男の兄貴”。二人はグルだ。これを次男のひがみと言うなかれ。長男とその他の兄弟を区別する、長男優遇の生活習慣は、昔も今も石原家には歴然と存在している。…