1 : 日本の会社員が発見、数学界を賑わせた「新図形」とは? 論文も5日間で執筆、arXivにも掲載 6月、1本の論文がarXiv(物理学や数学などの論文プレプリントサーバ)に公開された。タイトルは「A Family of Non-Periodic Tilings, Describable Using Elementary Tools and Exhibiting a New Kind of Structural Regularity」。著者のMiki Imura氏(以下、Imura氏)は、学術機関に所属する研究者ではなく、普通の会社員だ。 Imura氏は趣味でプログラミングを使ったタイリングパターンの生成を楽しんでいた。Facebookには「Mathematical Tiling and Tessellation」(数学的タイリングと平面充填)という12万人以上のメンバーを擁する専門的なコミュニティーがあり、そこに自作のパターンを投稿していたという。 そんな中、5月末に投稿したあるパターンがコミュニティーで話題に。6700件以上のリアクションと400件を超えるコメントを集め、Reddit(海外の大規模掲示板サイト)の数学板「r/math」でもトップに表示される状況がひと月近く続いた。 全文はソースで 3 : ふつうにすごいな 6 : よく思いついたな…