1: 匿名 2025/12/22(月) 18:27:45.37 ID:k46xb8eq9 ※ARTnews JAPAN 2025.12.22 TEXT BY ARTNEWS JAPAN 「子どもでも描ける」は現代美術に対する最も陳腐な批判だ。しかし、カンバス一面に絵の具が飛び散ったような画風で美術史に名を残したジャクソン・ポロックの場合、この皮肉が当てはまるという研究結果が発表された。 アメリカの抽象表現主義を代表する画家、ジャクソン・ポロックは、床に置いたカンバスに絵の具を垂らしたり投げたりする「ドリップ・ペインティング」を生み出し、一躍時代の寵児となった。この手法に関する新たな研究で、ポロックの画風は大人にとっては再現が難しいが、子どもたちには朝飯前の容易いことだという結果が出たという。 大人と子ども、どちらが描いたかを見分けられるか? この11月、学術誌のフロンティアーズ・イン・フィジクス(Frontiers in Physics)で、ポロックの手法に関する研究成果が発表された。この研究は、ポロックの作品を見て、作者が大人なのか子どもなのかを間違いなく判断できるだろうか、という問いから始まったものだ。一般的にポロックに対する懐疑論では、その絵は才能が感じられない無秩序なものだと切り捨てられる。しかし彼の意図は、絵の具を垂らす際の身体の動きを意識的にコントロールし、その制御された動作をカンバスに反映させることにあった。 物理学者でありアーティストでもあるリチャード・テイラーが率いる研究チームは、上記の問いを検証するため、4歳から6歳までの子ども18人と、18歳から25歳までの成人34人に、床に置いた紙の上に薄めた絵の具を飛び散らせて、ポロック風の作品を作ってもらった。(略) ※全文はソースで。↓…