1: 匿名 2025/12/21(日) 15:10:45.59 ID:??? TID:SnowPig 「女の子は文系」「数学は男子の科目」は、事実と言えるのか。OECD(経済協力開発機構)が実施する学力調査は、その“常識”が迷信であることを示しているという。 フローニンゲン大学助教授・田中世紀氏の著書『なぜ男女格差はなくならないのか』は、日本社会に根強く残る男女間の賃金格差の理不尽さとともに、根深い格差構造をもたらす「男らしさ、女らしさ」の呪縛を解き明かす一冊。 本書から一部抜粋し、「女性は数学ができない」という主張の真偽について掘り下げる。 ◆PISAのデータで見る男女差 15歳を対象に世界各国で共通したテストで調査される学習到達度調査「PISA」の結果を男女で比べてみよう。 読解力については、女子の方が平均して得点が24ポイントほど高かった。 そして、科学的リテラシーでは男女差は見られなかった。 しかし、問題の数学的リテラシーでは、平均して9ポイントほど男子の方が得点が高かった。 ちなみにゆとり教育の影響が懸念されていた日本はOECD諸国の中で、数学的リテラシーと科学的リテラシーにおいて1位、読解力でも2位だった。 日本における男女差については、読解力では17ポイントほど女子の方が高かったが、PISAの平均と同じく数学的リテラシーでは男子の方が9ポイントほど高かった。 この結果だけを見ると「女性よりも男性の方が頭が良い」とは言えないが、「女性は数学ができない」という主張はあながち?ではないかもしれないということになる。 ということは、女性は自然科学分野にかかせない数学ができないから、ノーベル賞がとれない(1901年~2024年の受賞者976人のうち女性は66人、科学分野に限れば26人のみ)ということになるだろうか? つづきはこちら…