1: 匿名 2025/12/17(水) 10:02:31.39 ID:mQVQoZIN9 政府が経済対策として活用を促す「おこめ券」をめぐり、配布によってコメ価格が高止まりする可能性を指摘された鈴木憲和農林水産相は16日、「価格への影響は、ほぼほぼないと考えている」と閣議後会見で語った。 鈴木農水相は、今年産のコメの供給量が需要量に比べて「潤沢だと見通している」とし、おこめ券による影響は「限定的ではないか」と語った。 業界からは今年産のコメが余る見通しから、早ければ年明けにも暴落するとの声が上がっている。そうした中、おこめ券を配ることで、値下げしなくても売りやすくなることから、価格の維持につながるとの指摘が出ていた。 政府は補正予算案で、地方自治体向けの重点支援地方交付金のうち、4千億円を食品高騰対策に使いみちを限定。どんな施策で活用するかは自治体で決めるが、政府は「おこめ券」などを例に挙げている。 これを踏まえ、鈴木農水相は、4千億円全額がコメの消費に回るわけではないと主張。「必要なものを購入いただくための負担軽減の措置だ」と話した。 おこめ券をめぐっては、自治体の間で事務負担や経費増への懸念が強く、活用を見送る動きが広がっている。 農水省によると、1~7日に全国のスーパー約1千店で売られたコメ5キロの平均価格は、税込み4321円だった。2022年の調査開始以降の最高値を更新した前週から14円(0.3%)低く、3週ぶりに値下がりしたものの、依然として高値が続いている。 朝日新聞 2025年12月16日 11時55分 >>…